-
耳鼻咽喉科・頭頸部外科
嗅覚障害
嗅覚(きゅうかく)とは、ヒトの五感のうちのひとつで、「におい」を感じる感覚のことです。嗅覚障害とは、この嗅覚になんらかの異常が生じている状態のことをいいます。嗅覚が障害を受けると生活の質に大きな影響を及ぼします。
-
耳鼻咽喉科・頭頸部外科
高度・重度難聴(人工内耳埋め込み術)
日本聴覚医学会は、聴力レベルが70dB以上は「高度難聴」、90dB以上は「重度難聴」と定義しています。なかでも、補聴器を使用してもほどんと聞きとることができない難聴に対し、唯一の聴覚獲得方法とされているのが人工内耳埋め込み手術です。
-
耳鼻咽喉科・頭頸部外科
口腔がん(舌がんなど)
口の中には様々な場所に悪性腫瘍ができることがあります。舌がん、口腔底がん、歯肉がん、口蓋がん、頬粘膜がん、口唇がんなどがあり、これらをまとめて口腔がんといいます。口腔がんの中で最も頻度が高いのが舌がんです。
-
血液内科
血友病
通常、出血は自然に止まりますが、これは血液中の細胞(血小板)と複数のたんぱく質(凝固因子)が相互に働いて血液を固めるからです。血友病は、この凝固因子が遺伝子の異常によって生まれつき作られずに不足したり、働きが悪かったりするため、血液が固まりにくく、出血が止まりにくくなる病気です。生まれつきの病気で、早い時には乳幼児期から出血症状が出現します。
-
アレルギー・リウマチ内科
関節リウマチ
関節リウマチは自己免疫的機序によって起こり、慢性に経過する多関節炎を特徴とする疾患です。関節内の滑膜と呼ばれる組織に持続的な炎症(滑膜炎)を呈することが主な病態です。
-
糖尿病・内分泌・代謝内科
原発性アルドステロン症
副腎からアルドステロンというホルモンが過剰に分泌されることにより、高血圧や血液中のカリウム濃度の低下を引き起こす病気です。高血圧の方のうち、およそ10%程度の方がこの病気である可能性が指摘されています。
-
精神科神経科
強迫症(強迫性障害)
強迫症(強迫性障害)は、自分にとって無意味ないし不合理と判断される考えや行動を制御できなくなるという症状を特徴とする疾患で、患者さんは症状により強い苦痛を感じ、日常生活にも支障を来たすようになります。
-
小児科
筋ジストロフィー、脊髄性筋萎縮症(子どもの筋疾患)
筋ジストロフィーは、筋細胞が徐々に壊れていくことにより、進行性の筋力低下を認める遺伝性の疾患です。
-
肝・胆・膵内科
肝がん(内科治療)
肝がんは肝細胞ががん化する「肝細胞がん」と胆管細胞ががん化する「胆管細胞がん」の2つがあり、肝・胆・膵内科ではいずれのがんに対しても診断、治療を行っていますが、一般的に「肝がん」というと「肝細胞がん」のことをいいます。
ここでは「肝細胞がん」の診断、治療について話しします。 -
肝・胆・膵外科
肝がん(外科治療)
肝臓は右側肋骨の内側にあり重さも1kg以上で、脳と並んで人体で最大の臓器です。体に必要なタンパク質の工場、栄養の倉庫、体とって不要ないしは有害な物質の処理、そして食べ物の消化に必要な消化液(胆汁)の産生、と多くの役割を担っている重要な臓器です。様々な原因で肝臓の働きが低下し硬くなることがあり、それを肝硬変といいます。
-
上部消化管外科
高度肥満症
近年、日本でも肥満の方が増えてきています。肥満は糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病に罹っていることが多く、そうした一連の健康障害をメタボリック症候群といいます。
-
下部消化管外科
結腸がん(外科治療)
大腸は食物の通り道で、食道、胃、十二指腸、小腸に続く臓器です。大腸は、結腸、直腸に分かれ、そのうち結腸に発生するがんのことを結腸がんといいます。
-
消化管内科
IBDセンター
クローン病(内科治療)
大腸および小腸の粘膜に慢性の 炎症 または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称を「炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)」といいます。クローン病(Crohn’s Disease:CD)もこの炎症性腸疾患の一つです。
CDは主として若年者にみられ、口腔にはじまり肛門にいたるまでの消化管のどの部位にも炎症や潰瘍が起こりえますが、小腸と大腸を中心として特に小腸末端部が好発部位です。線維化や潰瘍を伴う肉芽腫性の炎症病変が特徴です。時に目や皮膚、関節等に消化管合併症を併発することもあります。現在日本では指定難病対象疾病となっており、約7万人の患者さんがいらっしゃいます。 -
炎症性腸疾患外科
クローン病(外科治療)
クローン病も、潰瘍性大腸炎と同じように腸に炎症を起こす病気で、原因は不明で難病指定疾患となっています。この病気も過去には日本では少なかったのですが、最近ではかなり患者さんが増加しています。
-
消化管内科
IBDセンター
潰瘍性大腸炎(内科治療)
潰瘍性大腸炎(Ulcerative colitis:UC)は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患です。
-
炎症性腸疾患外科
潰瘍性大腸炎(外科治療)
潰瘍性大腸炎は主に大腸に炎症を起こす病気ですが、原因は不明で難病指定疾患となっています。過去には日本では少なかったのですが、最近ではかなり患者数が増加し、2020年で20万人を超えて増加しています。
-
心臓血管外科
狭心症
狭心症は、心臓の筋肉(心筋)へ酸素と栄養素を送る「冠動脈」が動脈硬化などにより細くなることで、心筋への血流が阻害されて酸素不足を起こし、胸の痛みなどが生じる病気です。心筋梗塞とは違って冠動脈が完全に閉塞していないため、壊死を起こしているのではなく、酸素が不足している状態です。
-
炎症性腸疾患外科
肛門周囲膿瘍・痔瘻
「肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)」は肛門のまわりに膿がたまる病気です。「痔瘻(じろう)」は肛門周囲に膿がたまったものが通り道となって、肛門(直腸)と皮膚に交通ができる病気です。
-
形成外科
ケロイド
ケロイドは、虫刺されや毛嚢炎(もうのうえん)などの微細な炎症や外傷、熱傷、手術創から発生し、創傷の範囲を超えて周囲の正常皮膚にも増殖拡大する隆起性の病変のことです。
-
形成外科
顔面神経麻痺
顔面神経麻痺は、ウイルスや外傷などによって顔面神経が麻痺することで麻痺した部分の表情筋を動かすことができなくなった状態のことです。