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呼吸器内科
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPDとは、「Chronic Obstructive Pulmonary Disease」の略で、一昔前にいわれていた肺気腫や慢性気管支炎などを合わせた、「慢性閉塞性肺疾患」という病気のことです。
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耳鼻咽喉科・頭頸部外科
末梢性顔面神経麻痺
顔面神経は脳から顔に向かって伸びる神経で、顔の表情を作ることが大きな役割です。顔面神経麻痺とは、何らかの原因で顔面神経が麻痺し、片側の顔が動かしにくくなる病気です。
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小児科
慢性腎炎
腎炎は正確には「糸球体腎炎」と呼び、腎臓の糸球体(毛細血管で形成された顕微鏡レベルの小さな塊)に病変が生じます。「慢性腎炎」とは、1年以上の長期間にわたり病変が持続することをさしますが、ひとつの病気の名称ではなく、長い経過をたどる複数の腎炎の総称です。また、慢性腎炎の中で最も頻度が高い腎炎を「IgA腎症」といいます。
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小児科
慢性頭痛
大人と同様に、子どもたちも慢性的な頭痛(3カ月を超えて繰り返す頭痛)を訴えることがあります。慢性的な頭痛は、特に原因のない「一次性頭痛」と、原因のある「二次性頭痛」に分けられます。ここでは、一次性頭痛について説明します。
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耳鼻咽喉科・頭頸部外科
めまい
めまいは多くの方が経験される症状です。私たちの体は耳の奥にある内耳で平衡感覚を認識し、目からの視覚情報と手足の関節や筋肉からの情報を、脳で処理することで体のバランスを維持しています。「めまい」はこれらの体のバランスを保つ機能のどこかに異常が生じることでおこります。
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耳鼻咽喉科・頭頸部外科
味覚障害
甘味、塩味、酸味、苦味、うま味といった「味覚」に異常が生じることです。味覚低下・消失のほか、異味症、自発性異常味覚、味覚過敏、悪味症などの症状があります。
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腎・透析内科
慢性腎臓病(CKD)
慢性腎臓病は、蛋白尿(微量アルブミン尿を含む)などの尿異常、画像診断や血液検査、病理所見で腎障害が明らかである状態、血清クレアチニン値をもとに推算した糸球体濾過量(eGFR)が60mL/分/1.73㎡未満の状態のいずれかまたは両方が3ヶ月以上続いている状態のことをいいます。
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脳神経内科
慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)
慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)とは、末梢神経に炎症が起こることによって、「手足の力が入りにくい」「感覚が分かりにくい」「しびれる」などの症状を起こす病気です。
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脳神経外科
未破裂脳動脈瘤
脳の血管が膨らんでいることを指します。破裂すると、くも膜下出血を起こします。脳動脈瘤の診断率は高く、40歳以上の方の3~5%に見つかるとされています。従って、脳ドックなどでMRIを受けるなどして、自分が脳動脈瘤を持っているかどうか調べておくことが重要です。
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消化管内科
慢性便秘症
便秘症は日常診療において遭遇することが多い疾患です。厚生労働省の行っている国民生活基礎調査の結果では、便秘は若い女性に多く発症が見られますが、男女とも加齢に伴って患者さんが増加し、高齢では男女差が消失するとされています。