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産科婦人科
不妊症
不妊は、健康な男女が1年以上避妊せずに性交を続けても妊娠しない状態で、「不妊症」とは、なんらかの治療をしないと、それ以降自然に妊娠する可能性がほとんどない状態をいいます。
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形成外科
粉瘤(ふんりゅう)
粉瘤(別名:アテローム、表皮嚢腫<ひょうひのうしゅ>)とは、皮膚に袋状の構造物ができてしまい、その袋の中に角質や皮脂がたまって徐々に大きくなっていく良性の皮下腫瘍です。
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歯科口腔外科
歯の擦り減り(Tooth Wear:トゥースウェア)
むし歯ではないのに歯がくぼんできたり、擦り減ってきたりすることはありませんか。それは「歯の擦り減り(Tooth Wear:トゥースウェア)」かもしれません。歯の擦り減りという症状は、くさび状欠損・咬耗症・摩耗症・酸蝕症が挙げられます。
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形成外科
ほくろ
「ほくろ」とは、母斑細胞が増殖してできた良性の小さなできもののことをいいます。
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循環器内科
肺高血圧症
私たちが普段「高血圧」という時の「血圧」は、実は体循環の圧力を指しています。同様に肺循環の圧力も高くなることがあり、これを肺高血圧症と呼びます。
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呼吸器内科
肺MAC症
肺MAC症とは、Mycobacterium avium complex (通称MAC:マック)という菌による肺の慢性感染症です。Mycobacterium aviumとMycobacterium intracellulareという2つの菌からなります。
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皮膚科
蜂窩織炎(ほうかしきえん)
蜂窩織炎は、皮膚と皮下の脂肪組織に生じる細菌感染症です。
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皮膚科
白癬(はくせん)
白癬は、白癬菌と呼ばれる真菌(カビ)によって生じる感染症です。代表的なものが足に生じる足白癬で、いわゆる「水虫」です。
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消化管内科
放射線性腸炎
近年、男性における前立腺がん、女性における子宮頸がんが増加傾向にあります。これらに対する治療として、放射線を体の外から照射する治療を受けた後に、下痢便や排便回数の増加などの便通の異常や肛門の痛み、また、血便が続く場合に、放射線性腸炎の可能性が考えられます。
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耳鼻咽喉科・頭頸部外科
扁桃疾患
扁桃はのどにあるリンパ組織で、ウイルスや細菌などがからだに侵入しないよう防御する役割を担っています。扁桃の病気については、ウイルスや細菌による感染が原因でおこる扁桃炎が最もよく知られていますが、睡眠時無呼吸症候群、扁桃病巣感染症などもあります。
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脳神経内科
パーキンソン病
パーキンソン病は、1817年にジェームズ・パーキンソンにより発表された病気で、アルツハイマー病に次いで多い神経変性疾患です。
中高年で発症することが多いのですが、若年で発症することもあります。 -
小児外科
ヒルシュスプルング病
肛門側腸管の腸管壁内神経細胞の先天的欠如に起因する機能的腸閉塞症です。神経細胞の欠如は常に肛門から口側にいたる肛門側腸管に限局しています。
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産科婦人科
不育症
2回以上、流産や死産を繰り返したことがある場合を「不育症」といいます。
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産科婦人科
婦人科がん
婦人科では、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん以外にも腟がんや外陰がんなど女性特有のがん診療を行っています。子宮頸がんや子宮体がんは、外来で組織検査を行ってがんの診断をします。
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糖尿病・内分泌・代謝内科
副腎腫瘍
副腎はステロイドやアドレナリンなどのホルモンを作っている臓器です。副腎にできる腫瘍は良性腫瘍や癌、血管腫など様々な種類があります。良性腫瘍でもホルモンを過剰に産生し、それによって高血圧や糖尿病などが引き起こされることもあります。
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形成外科
肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)・傷あと
外傷や熱傷、炎症、手術創(手術でできた傷の部位)は、通常、時間とともに落ち着き、成熟瘢痕(せいじゅくはんこん:白い傷あと)になりますが、まれに赤くミミズ腫れのように盛り上がって目立つ傷になることがあります。これを「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」と呼びます。
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呼吸器内科
肺がん(内科治療)
肺がんは、気管支や肺の細胞が何らかの原因でがん化したものです。肺がんは、日本人のがん死亡原因の第1位(2019年時点)であり、進行すると、がん細胞は周りの組織を破壊しながら増殖し、血液やリンパの流れにのって転移することもあります。
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呼吸器外科
肺がん(外科治療)
肺がんは、日本人のがん死亡原因の1位で、早期発見と早期治療が大事です。早期には症状が無いことが多く、また血液検査(腫瘍マーカー)やレントゲン写真でも異常が見つかりにくいです。早期発見には、たんの細胞検査・胸部コンピューター断層撮影(CT)やPET検査、などが役に立ちます。
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放射線科
肺がん(ラジオ波焼灼療法)
肺がんは「原発性肺がん」と「転移性肺がん」に分けられます。原発性肺がんは気管支や肺の細胞ががん化したもので、転移性肺がんは大腸がんや乳がん、肝臓がんなど他の臓器からのがん細胞が血流に乗って肺に転移したものです。
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放射線科
肺がん(放射線治療)
我が国において、肺がんはがんによる死因の第1位となっています。60歳以上に多く、喫煙者に多い疾患です。喫煙率は低下しているものの、高齢化の影響もあり、増加を続けています。