兵庫医科大学病院
糖尿病・内分泌・代謝内科

原発性アルドステロン症

疾患概要

副腎からアルドステロンというホルモンが過剰に分泌されることにより、高血圧や血液中のカリウム濃度の低下を引き起こす病気です。
高血圧の方のうち、およそ10%程度の方がこの病気である可能性が指摘されています。副腎にできた腫瘍が原因となることもあり、治療せずに放置していると、脳卒中や心不全などの一因となることもあります。
当科では、近隣医療機関からご紹介いただければ、入院のうえ、必要な検査や負荷試験を迅速に実施し、的確に診断を行い治療へとつなげてまいります。

原因・症状

副腎からアルドステロンというホルモンが過剰に分泌されることにより、高血圧や血液中のカリウム濃度が低くなる病気です。

過剰に分泌される原因としては、「①副腎にできた腫瘍」や「②分泌する細胞が通常より多くなった過形成」という状態が考えられます。高血圧の方のうち、およそ10%程度の方がこの病気である可能性が指摘されています。血圧が非常に高い場合は頭痛を来したり、血液中のカリウム濃度が低い場合は足に力が入りにくくなったりします。

また高血圧を治療せず放置されていると、脳卒中や心不全などの一因となることもあります。

検査

入院のうえ、血液中や尿中のアルドステロンの濃度を測定します。さらに、過剰に分泌されているかを評価するために、1~2種類の負荷試験(カプトプリル負荷試験、生理食塩水負荷試験)を実施します。また、副腎の腫瘍や過形成の存在を確認するため、CT検査を実施します。これらの結果と、現在の血圧の状況や症状などを総合的に評価して診断を行います。診断後、手術やラジオ波焼灼術での治療が必要な場合は、追加検査として、「副腎静脈サンプリング」を実施いたします。

治療

治療としては「①薬」「②手術」「③ラジオ波焼灼術」があります。
薬の治療は、アルドステロンの作用を弱める薬に切り替えて経過をみます。しかし、血圧の管理が薬だけでは難しい場合などは、手術の選択が必要です。当院では手術よりも体への負担が少ないラジオ波焼灼術も実施可能ですので、ご希望の場合はご相談ください。

医師からのメッセージ

血圧が高くなる原因として、ホルモンの問題が隠れていることがあります。
兵庫医科大学病院 糖尿病・内分泌・代謝内科では、検査を迅速に行い、的確な診断を行えるよう体制を整えております。お困りの際は、ぜひ当科にご相談ください。

糖尿病・内分泌・代謝内科

生活習慣病から高度専門医療まで、皆様の健康長寿をめざします

糖尿病・内分泌・代謝内科は、糖尿病、高血圧など皆様に身近な生活習慣病から、1型糖尿病、副腎などの内分泌病、家族性高コレステロール血症などの遺伝病など、高度な専門性を必要とする病気まで幅広く対応しています。私たちのモットーは、目先の病気を治すことだけでなく、心臓、脳の病気、認知症、がんなどの予防医療に注力し、皆様と一緒に健康長寿、一病息災に取り組むことにあります。かかりつけ医師とご相談のうえ、今の病気の状態を一度見直してみませんか。

小山 英則(こやま ひでのり)診療部長

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