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小児科
低身長症
低身長とは、平均から標準偏差の2倍以上身長が低い状態を指します。100人のうち、2~3人くらいの子どもが当てはまります。身長自体が低い場合に加え、成長率(身長の伸び率)の低下も診察が必要となる場合があります。低身長や成長率の低下は、特定の原因により起こるものとそうでないものがあります。特定の原因により起こる低身長の中には、治療が可能なものがあります。
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血液内科
多発性骨髄腫
多発性骨髄腫(たはつせいこつずいしゅ)は、骨髄(骨の中にあるスペースで血液の細胞を作る工場)にある「形質細胞が抗体を作るはたらきをしている細胞」ががん化した病気です。
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下部消化管外科
大腸神経内分泌腫瘍(カルチノイド)
神経内分泌腫瘍(neuroendocrine neoplasm:NEN)とは、神経内分泌細胞(ホルモンを産生する細胞)からできる腫瘍の総称です。消化器に発生する神経内分泌腫瘍は、年間で発生する新規患者数が10万人あたり3〜5人と比較的稀な腫瘍で、その多くは、すい臓と消化管に発生すると言われています。
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皮膚科
帯状疱疹(たいじょうほうしん)
体の左右どちらか一方にピリピリと刺すような痛みが起き、続いて赤い斑と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。
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炎症性腸疾患外科
腸管型ベーチェット病(外科治療)
腸管型ベーチェット病は、難病指定疾患となってるベーチェット病のうちのひとつで、消化管に炎症が起き、繰り返し潰瘍ができる病気です。
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IBDセンター
腸管型ベーチェット病(内科治療)
「ベーチェット病(Behçet’s disease)」は、慢性再発性の全身性炎症性疾患です。症状によってさまざまな病型に分かれますが、中でも腸管潰瘍を伴うものを「腸管型ベーチェット病」といいます。
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消化管内科
大腸ポリープ
大腸ポリープとは、大腸の粘膜層(最も浅い層)の一部がイボのように隆起してできたものです。大腸ポリープは、大腸がん・腺腫といった「腫瘍性ポリープ」と、炎症性ポリープ・過形成性ポリープ・過誤腫性ポリープといった「非腫瘍性ポリープ」に分類されます。
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消化管内科
大腸がん(化学療法)
大腸がんは大腸(盲腸~結腸~直腸~肛門)に発生し、遺伝性のあるもの(家族性大腸腺腫症、遺伝性非ポリポーシス性大腸がんなど)とないものに分けられます。遺伝性のないものには良性のポリープ(腺腫、鋸歯状病変)ががんになるものと、正常粘膜から直接発がんするものがあります。その他、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)に発生することもあります。
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小児科
てんかん(小児)
てんかんは「脳細胞から発射される電気信号が乱れて体に何らかの症状(てんかん発作)が出現し、それを繰り返す」といった脳の慢性疾患の総称ですが、はっきりとした原因はよく分かっていません。
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耳鼻咽喉科・頭頸部外科
突発性難聴
突発性難聴は、突然発症する原因不明の感音難聴です。感音難聴とは、内耳から脳に音がうまく伝わらない状態をいいます。
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精神科神経科
統合失調症
統合失調症は、「考えや気持ちがまとまらなくなる状態」が続く病気です。
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脳神経内科
てんかん
てんかんは大脳の神経細胞の過剰興奮によって、反復性発作を生じる慢性の神経疾患です。発症頻度が高く、人口の約1%におこります。てんかんは小児の病気と思われていましたが、最近の疫学研究によって、65歳以上の高齢者でも多いことが分かってきました。
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小児外科
胆道閉鎖症
妊娠末期ないし生後早期に肝外胆管の一部または全部が線維性閉塞を来たし、胆汁を腸管へ排泄できない疾患です。
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肝・胆・膵外科
転移性肝がん(外科治療)
転移性肝がんとは肝臓以外の臓器にできたがん(原発巣)が肝臓に転移した状態のことです。
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下部消化管外科
大腸がん(外科治療)
大腸は食物の通り道で、食道、胃、十二指腸、小腸に続く臓器です。大腸は、結腸、直腸に分かれ、そのうち結腸に発生するがんのことを結腸がん、直腸に発生するがんのことを直腸がんといいます。
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下部消化管外科
直腸がん(外科治療)
大腸は食物の通り道で、食道、胃、十二指腸、小腸に続く臓器です。大腸は、結腸、直腸に分かれ、そのうち直腸に発生するがんのことを直腸がんといいます。
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下部消化管外科
直腸がん局所再発
日本国内の直腸がん罹患者数は年間約10万人であり、内視鏡的もしくは外科的切除を行い、根治をめざします。しかし、直腸は肛門から15cmの場所にある骨盤内の大腸であり、周囲には、男性であれば精嚢(せいのう)や前立腺、女性であれば子宮や膣が接しており、背面には仙骨があります。
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心臓血管外科
大動脈瘤
大動脈瘤が起こる原因としては、動脈硬化、感染、生まれつきの血管の柔らかさなどが挙げられます。動脈硬化は年齢、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙などが促進因子と言われています。
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耳鼻咽喉科・頭頸部外科
中咽頭がん
中咽頭がんは、「飲酒や喫煙が発生に関連しているがん」と「ヒトパピローマウィルス(HPV)が発生に関与しているがん」の2種類が存在します。これらのがんは同じ中咽頭がんでも、治療効果や予後などが異なるため、臨床的には別のがんとして扱われます。
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ペインクリニック部
帯状疱疹関連痛
帯状疱疹は、体内の水痘・帯状疱疹ウィルスが再活性することで発症します。子供の頃にこのウィルスに初めて感染すると水ぼうそうを発症します。水ぼうそうが治った後も、このウィルスは神経節という脊髄神経の根本の部位に潜伏しています。