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循環器内科
心房細動
心房細動は、臨床診療で遭遇するもっとも一般的な不整脈です。心房細動とは心房が十分な収縮をせず、けいれんするように細かく震える(異常な興奮が持続する)ことで脈が不規則になる病気です。このため動悸、息切れあるいは倦怠感などの自覚症状をきたします。
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循環器内科
心不全
心臓は全身に血液を送り出すポンプの役割をしています。心不全とは、心臓がこのポンプの役割を十分に果たせなくなり、全身の臓器に十分な血液を行きわたらせることができなくなる状態です。
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アレルギー・リウマチ内科
食物アレルギー
摂取した食物が原因となり免疫学的機序(体を守る働きを免疫と言います)を介してじん麻疹・湿疹・下痢・咳・喘鳴(ゼーゼー)などの症状が起こることを食物アレルギーといいます。
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アレルギー・リウマチ内科
全身性エリテマトーデス(SLE)
SLEは、外敵(バイ菌など)から自分を守る免疫システムが自分自身を攻撃してしまう病気です。自己抗体(特に抗DNA抗体)が過剰に産生され、それが自分の細胞の中の核の成分(DNAなど)と結合して免疫複合体を作り、それが組織に沈着して炎症が引き起こされることで、皮膚、関節、肺、腎臓、中枢神経など多臓器にさまざまな症状が起こると考えられています。
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脳神経内科
重症筋無力症
私たちが手や足を動かすとき、脳からの指令は脊髄→末梢神経を通り、筋肉に伝えられ、筋肉が収縮します。この末梢神経と筋肉のつぎ目(神経筋接合部)では、末梢神経側からアセチルコリンが分泌され、それが筋肉側にあるアセチルコリン受容体に結合します。このアセチルコリン受容体が自己抗体により破壊されることによってこの病気が起こります
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腎・透析内科
糸球体腎炎
腎臓は尿をつくる臓器ですが、その中でも血液をろ過し、老廃物の除去に重要な働きをしているのが「糸球体(しきゅうたい)」です。細い毛細血管が毛糸の球のように丸まっていることからこの名で呼ばれており、通常は1個の腎臓に約100万個の糸球体があると言われています。
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精神科神経科
摂食障害
摂食障害は、「体重や体型へのこだわり」や「体重や体型へのこだわりに関係した行動の異常」が見られる病気です。
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精神科神経科
社交不安症
社交不安症とは、人に見られている場面で何かをすることを過剰に恐れる病気です。
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脳神経内科
頭痛
日本人全体の約4割が頭痛に苦しみ、そのうち仕事、学業、家事などに支障をきたすほどの頭痛を繰り返す片頭痛の患者さんは全部で約800万人、毎日60万人の方が片頭痛発作に苦しまれ、経済損失は年間2880億円にのぼると言われています。
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小児外科
鎖肛(さこう)
鎖肛とは直腸および肛門の形成異常で、肛門が生まれつきうまく作られなかった病気です。
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小児外科
鼠経(そけい)ヘルニア
鼠経(そけい)ヘルニアは小児で約3%程度みられる、手術対象の中で最も多い疾患です。
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小児科
新生児疾患
低出生体重、呼吸障害、先天異常などを有する赤ちゃんは、適切な治療を行わないと生命にかかわることもあります。当院の新生児集中治療室ではそのような赤ちゃんに対し、高度な技術によって一人ひとりに合った治療を行っています。
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小児外科
先天性胆道拡張症
総胆管を含む胆道系が先天的に拡張をきたし、さまざまな症状が出る疾患です。膵胆管合流異常を伴っています。
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放射線科
子宮筋腫
子宮筋腫は30~40代女性の20~30%にみられる頻度の高い疾患であり、婦人科の中で最も多い疾患です。従来は手術やホルモン治療が行われてきましたが、近年はカテーテルを用いた子宮動脈塞栓術も治療の選択肢となっています。
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消化管内科
早期食道がん・早期胃がん(内視鏡治療)
最近では検査方法の進歩により、早期にみつかる食道がんや胃がんが多くなってきました。食道がんや胃がんの治療方法は「内視鏡治療」「外科治療(開胸・開腹手術、胸腔鏡下・腹腔鏡下手術)」「化学療法(抗がん剤)」「放射線治療」 があります。
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内視鏡センター
早期食道がん・早期胃がん(内視鏡治療)
「内視鏡治療」は「外科治療」に比べ 胸やお腹に傷がつかず、食道や胃の機能を保つことができる上に入院も比較的短期間ではやく退院できます。
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消化管内科
消化管がん(食道がん、胃がん、大腸がん)(内科治療)
消化管がんは、この消化管にある粘膜の細胞が何らかの原因でがん細胞となる病気で、浸潤(周囲にしみだす)や転移(体のあちこちに飛び火する)、悪液質(正常組織が摂取しようとする栄養を癌細胞が搾取して体を衰弱させる)といった悪影響を人体におよぼすと死につながります。
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上部消化管外科
食道がん(外科治療)
のどから胃に入るまでの通り道を食道といい、ここにできたがんを「食道がん」といいます。食道壁は内側から粘膜、粘膜下層、筋層、外膜からなっています。食道がんはこのうち最内層の粘膜から発生する扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)というタイプが多く、飲酒と喫煙がリスクとされています。
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上部消化管外科
食道胃接合部がん(外科治療)
食道胃接合部がんとは、食道と胃の境目付近に発生するがんのことをいいます。
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内視鏡センター
早期大腸がん(内視鏡治療)
「内視鏡治療」は「外科治療」に比べ 胸やお腹に傷がつかず、食道や胃の機能を保つことができる上に入院も比較的短期間ではやく退院できます。