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炎症性腸疾患外科
痔核(いぼ痔)
瘤(こぶ)状に膨らんだものを痔核(じかく)と言い、いぼ痔と呼ばれることもあります。歯状線(直腸と肛門の境目)より奥にできるものを「内痔核(ないじかく)」、歯状線より外の皮膚側にできるものを「外痔核(がいじかく)」と呼びます。
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炎症性腸疾患外科
痔(全般について)
裂肛(切れ痔)は肛門に切り傷ができた状態です。
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心臓血管外科
心臓弁膜症
心臓には大動脈弁、肺動脈弁、僧帽弁、三尖弁の4つの弁があり、それらの弁に異常があると血液を送り出す機能が低下します。そのような病気のことを「心臓弁膜症」と言います。
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皮膚科
尋常性乾癬(かんせん)
皮膚では常に新しい細胞が作られ、垢としてはがれていく「ターンオーバー」を繰り返しています。乾癬の患者さんの場合、その周期が極端に短くなり、不完全な角質がフケのようにボロボロとはがれてしまう特徴的な皮疹が現れます。
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泌尿器科
腎盂尿管移行部狭窄
腎盂尿管移行部狭窄(じんうにょうかんいこうぶきょうさく)とは、腎盂と尿管の繋ぎ目に狭窄があり、狭窄部より上流の尿路である腎杯、腎盂が拡張する(水腎症)疾患です。
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泌尿器科
前立腺がん
前立腺は膀胱のすぐ下にあり、尿道を取り囲むように位置しています。精液の一部を産生するなど男性の性機能に重要な役割を担っています。前立腺がんは一般的には進行速度が遅いがんと考えられていますが、進行の早いものもあり欧米では男性のがんの中で罹患率は最も高いものの一つで、日本でも近年罹患率、死亡率ともに増加しています。
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肝・胆・膵外科
膵臓がん
膵臓がんは難治がんでかつ罹患数も増加しており、国立がん研究センターの報告によれば、2019年の膵臓がんの死亡数は3位に挙がっており、2020年の膵臓がん罹患数は42,700人、死亡数は36,700人と予測されています。
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耳鼻咽喉科・頭頸部外科
上顎洞(じょうがくどう)がん
鼻の周りには左右に鼻とつながる副鼻腔という空洞が4つずつあります。このうち頬の内側にあるのが上顎洞(じょうがくどう)です。
副鼻腔にできるがんのうち最も多いのが上顎洞がんです。 -
耳鼻咽喉科・頭頸部外科
耳硬化症
鼓膜の奥には耳小骨という3つの小さな骨があり、外から音が入ると、鼓膜とともに耳小骨が振動することで脳に音を伝えています。
耳硬化症は、耳小骨の中で一番奥にあるアブミ骨が徐々に動きにくくなることで進行性の難聴を引き起こす原因不明の病気です。 -
耳鼻咽喉科・頭頸部外科
真珠性中耳炎(中耳真珠腫)
「真珠腫性中耳炎(中耳真珠腫)」とは、鼓膜表面の皮膚の成分が鼓膜の裏側(中耳)に入り込んで、真珠腫という固まりを形成する病気です。
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泌尿器科
腎不全(腎臓移植)
腎臓の機能が低下した人に、あらたに腎臓を移植する手術を行って、腎不全の治療を行う方法です。
血液透析・腹膜透析をしている患者さん、透析未導入であるが末期腎不全の患者さん、の両方が腎移植の対象となります。 -
ペインクリニック部
手術後の痛み
「手術後に生じる痛みのこと」です。実は、とてもたくさんの方が困っていらっしゃいます。手術が終わってからの時期によって、大きく分けて「急性痛」と「慢性痛」に分けることができます。手術を受けた直後から生じる痛みが急性痛、3カ月以上続くものが慢性痛と定義されています。
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整形外科
手根管(しゅこんかん)症候群
手首の手のひら側に、神経と手を曲げる腱が通る「手根管(しゅこんかん)」というトンネルがあります。
このトンネルを作る骨と靭帯が狭くなり、正中神経が圧迫され、しびれや痛みを生じます。 -
整形外科
Jones(ジョーンズ)骨折(第5中足骨疲労骨折)
第5中足骨近位部骨折は、頻度の高いスポーツ傷害の1つです。
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整形外科
成人脊柱変形(腰曲がり)
「年齢とともに背中が曲がってきた」「腰の痛みが強くて家事が辛い」など、成人脊柱変形とは年齢とともに背骨の変形が進み、日常生活に支障をきたす疾患です。
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眼科
斜視・弱視
斜視は、右目と左目の視線が違う方向を向いている状態をいいます。斜視には、常に片方の目がズレている恒常性斜視と時々ズレる間欠性斜視があります。