外来化学療法室について

がんの治療において、化学療法(抗がん薬治療)は、手術療法や放射線療法とともに重要な位置を占めています。
兵庫医科大学病院の外来化学療法室では、化学療法を日常生活や仕事をしながら通院でおこなうことができます。
2005年より外来化学療法室を設置し、リクライニングチェア10台で外来化学療法を開始しました。
現在はリクライニングチェア22台、ベッド4台、計26台まで拡充しています。

外来で化学療法を受けられる患者様へのご案内


<免疫チェックポイント阻害薬副作用の自己管理>
免疫療法のお薬は、従来の抗がん剤と異なる副作用が起こる可能性があり、起こる時期はさまざまです。早期発見と安全に治療を続けるため、ご自身で症状を観察するための日誌です。
(一括ダウンロード)
(項目別ダウンロード)
多職種連携について
外来で化学療法を受けられる患者さんに、医師・看護師・病院薬剤師・ソーシャルワーカー・管理栄養士・地域の薬局薬剤師と連携して、個々の状態に合わせたきめ細やかなサポートができる体制を整えています。
調製室には専任の薬剤師が常駐してがん化学療法に携わっています。
安全キャビネットを3台設置し、薬剤師が抗がん剤調製を行ったり、抗がん剤の説明や副作用の発現状況の確認を行ったりしています。点滴管理、症状観察、副作用チェック、薬剤の説明、レジメン管理などを行いつつ、快適な環境での安全な抗がん剤治療を心がけています。
<保険薬局の方へ>
治療件数の推移
■外来化学療室 治療件数の推移
■外来化学療室 診療科別治療件数(2023年度)(生物学的製剤の治療を含む)