ラピッドレスポンスチーム(RSS)
ラピッドレスポンスチーム(Rapid Response System: RRS)とは、「院内迅速対応システム」と訳され、院内患者の病態変化を迅速に覚知して対応する介入手段と定義されています。日本では2000年頃より院内急変対応体制整備が進み、多くの施設がRRSを導入しています。当院では本活動が発足して約10年が経過しました。
活動内容
RRS活動は、悪化する可能性の高い患者さんを早期に発見し予期せぬ心停止を防ぐことを目標としています。主に救急・集中治療分野の訓練を受けた看護師、認定看護師を中心に活動しています。患者の状態変化を見逃さないために、医師と看護師、多職種で患者の状態を日頃から共有することを重視しています。また、RRS介入事案の検証やRRS介入のデータ収集・解析を行い、活動内容をフィードバックしてRRS全体の運営、整備に努めています。
構成メンバー
- 医師
- 看護師