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病院情報の公表

2018年度クリニカルインディケーター

医療法における病院等の広告規制について

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,568 691 852 1,251 2,029 2,569 4,198 5,799 2,913 282

定義

DPCデータを元に、2018年度の年齢階級別(10歳刻み)退院患者数を集計しています。年齢は入院時の年齢としています。 DPC算定外の患者、自費診療の患者は含まれていません。

解説

当院は特定機能病院として、幅広い年齢層の患者さんに医療を提供しています。特に60歳以上の患者さんが多く、全体の約6割となっています。これは超高齢化社会に伴うものと考えられます。
また、当院は2015年4月より総合周産期母子医療センターに指定されており、ハイリスク新生児等の受け入れにも対応しているため、10歳未満の患者数も多くなっています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 14人 385人 30人 1 第8版
大腸癌 231人 59人 1 第8版
乳癌 301人 68人 1 第8版
肺癌 31人 10人 10人 24人 652人 136人 1 第8版
肝癌 78人 166人 1 第8版
  • 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

定義

胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんについて初発患者は、UICCのTNMから示される病期分類による退院実患者数を、再発患者(再発部位によらない、継続治療患者を含む)は、期間内の実患者数を集計しています。
いずれも集計期間内に複数回入院しても1例とカウントし、初発例としてカウントした患者は、再発例にはカウントしていません。TNM分類が不正確等でstageが不明な場合は、「不明」としています。

解説

がんのstageとは?
がんのstegeは、TNM分類を基本に分類します。がんの進行度や広がりを表しており、0期に近いほどがんが小さくとどまっている状態、Ⅳ期に近いほどがんが広がっている状態です。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 39人 18.5日 58.7歳
中等症 106人 17.3日 75.0歳
重症 21人 21.8日 77.6歳
超重症 14人 38.3日 78.5歳
不明

定義

入院契機傷病名および最も医療資源を投入した傷病名のICD10コードがJ13-J18$で始まるもので集計を行いました。

解説

この指標は、成人の市中肺炎(※注1)(2018年度様式1の肺炎重症度分類の7桁目=5に相当)につき、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を示しています。インフルエンザ等、ウイルス性肺炎、誤嚥性肺炎、小児肺炎は含まれていません。
重症度分類はA-DROPスコア(※注2)を用い、軽症~超重症の4段階で表記しています。重症度分類の各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類しています。

  • 市中肺炎:普段の社会生活の中でかかる肺炎。
  • A-DROPスコア:
    Age(年齢):男性70歳以上、女性75歳以上
    Dehydration(脱水):BUN21mg/dL以上または脱水あり
       Respiration:SpO2<=90%(PaO2 60Torr以下)
       Orientation(意識障害):意識障害あり
       Pressure(収縮期血圧):収縮期血圧90mmHg以下

    ※5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点。
     軽症:0点の場合
     中等症:1~2点の場合
     重症:3点の場合
     超重症:4~5点の場合(ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症とする。)
     不明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合

脳梗塞の患者数等

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 278人 17.1日 73.8歳 53.2%
その他 28人 10.5日 69.2歳 32.1%

定義

医療資源を最も投入した傷病名が脳梗塞(ICD10がI63$)で集計を行いました。

解説

この指標は、脳梗塞の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。
当院では脳卒中センターを開設しており、脳卒中などの救急疾患には24時間体制で対応しているため、発症日から3日以内の脳梗塞患者数が多くなっています。特にカテーテルを用いた再開通療法(血栓回収療法)に積極的に取り組んでおり、国内有数の治療件数です。また脳神経外科とともに、内科治療、カテーテル治療、外科治療の全ての中からベストと考えられる治療を提供します。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一 42人 0.17%
異なる 24人 0.10%
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 107人 0.44%
異なる

解説

この指標は医療資源を最も投入した傷病名が播種性血管内凝固症候群(※注1)、敗血症(※注2)その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症(※注3)のうち、入院契機となった傷病名の同一性の有無を区別して症例数をカウントしました。
入院契機病名とは入院の原因となった病名であり、同一の場合とは入院後も主に入院契機病名に対して治療を行った場合であり、異なる場合とは、入院後に別疾患(この指標では敗血症、播種性血管内凝固症候群等)を発症し、入院契機病名よりも別疾患に対して治療を要した場合のことをいいます。

  • 播種性血管内凝固症候群(DIC):様々な基礎疾患を原因として、全身性の小血管内に血液凝固異常から血栓を形成し、それにより凝固因子が消耗されて、血小板、フィブリノゲンなどが著しく低下し、二次的に著名な出血傾向を呈する病態。
  • 敗血症:細菌などの感染症が原因で炎症が波状に起こり、多臓器不全になる病気。
  • 手術・処置等の合併症:創部感染や術後出血など、術後や処置後に起こってしまう病態。

更新履歴

  • 2025/09

    2024年度病院指標の公表

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