2017年度クリニカルインディケーター
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病気分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞のICD10別患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
集計条件及び集計方法等
- 2017年4月1日~2018年3月31日に退院した患者さんを集計しました。
(DPC対象外患者、24時間以内に死亡した患者又は生後1週間以内に死亡した新生児、臓器移植患者は集計対象外です。) - 10未満の数値の場合(0を含む)は、―(ハイフン)で表記しています。
- 診療科名は、医療法に基づいた標榜診療科名で表記しています。
- 2.診断群分類別患者数等、6.診療科別主要手術別患者数等において、上位5位全ての患者数が10未満の場合、該当診療科の掲載はしていません。
- 患者用パスについては、すべての患者さんに使用できるわけではありません。標準化しにくい疾患の場合や、病態によってはパスが使用できないこともありますのでご了承ください。
- 集計項目の結果については、医療機関ホームページガイドラインを遵守し掲載しております。
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 1,567人 | 696人 | 882人 | 1,389 人 | 2,041人 | 2,574人 | 4,577人 | 5,676人 | 2,829人 | 203人 |
定義
DPCデータを元に、2017年度の年齢階級別(10歳刻み)退院患者数を集計しています。年齢は入院時の年齢としています。 DPC算定外の患者、自費診療の患者は含まれていません。
解説
当院は特定機能病院として、幅広い年齢層の患者さんに医療を提供しています。特に60歳以上の患者さんが多く、全体の約6割となっています。これは超高齢化社会に伴うものと考えられます。
また、当院は2015年4月より総合周産期母子医療センターに指定されており、ハイリスク新生児等の受け入れにも対応しているため、10歳未満の患者数も多くなっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
循環器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050070xx01x0xx | 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし | 268人 | 6.7日 | 5.30日 | 0.4% | 68.2歳 | ○ |
050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 112人 | 3.6日 | 3.03日 | 0.0% | 69.7歳 | ○ |
050070xx99000x | 頻脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 99人 | 3.7日 | 7.71日 | 0.0% | 70.0歳 | |
050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 92人 | 4.8日 | 4.62日 | 0.0% | 71.2歳 | ○ |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 83人 | 8.0日 | 11.21日 | 1.2% | 74.8歳 |
解説
症例数1位は、頻脈性不整脈(心房細動等)に対して経皮的カテーテル心筋焼灼術(アブレーション手術)を施行した症例で、2016年度と比較すると約30件増加しています。次いで、心不全に対する治療、狭心症などの虚血性心疾患に対する心臓カテーテル治療が多くなっています。
血液腫瘍内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
130030xx99x40x | 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 33人 | 18.4日 | 16.48日 | 0.0% | 71.2歳 | |
130040xx99x5xx | 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術・処置等25あり | 16人 | 25.8日 | 24.70日 | 0.0% | 63.3歳 | |
130030xx99x50x | 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等25あり 定義副傷病なし | 11人 | 19.4日 | 13.89日 | 0.0% | 71.3歳 | |
130030xx97x40x | 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 10人 | 73.2日 | 33.42 日 | 10.0% | 68.1歳 | |
130010xx97x2xx | 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり | - | - | 40.97日 | - | - |
解説
悪性リンパ腫や白血病、多発性骨髄腫に対し、化学療法に加えて造血幹細胞移植(非・血縁者間による末梢血幹細胞移植・骨髄移植・臍帯血移植)を実施しております。また、血友病・再生不良性貧血に対する治療も多く実施しております。
膠原病リウマチ内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070560xx99x0xx | 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2なし | 59人 | 23.7日 | 17.16日 | 3.4% | 54.3歳 | |
070560xx99x8xx | 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等28あり | 13人 | 17.3日 | 18.24日 | 7.7% | 66.2歳 | |
070560xx99x6xx | 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等26あり | 10人 | 63.7日 | 27.20日 | 20.0% | 65.7歳 | |
070560xx97x0xx | 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術あり 手術・処置等2なし | - | - | 28.63日 | - | - | |
070470xx99x2xx | 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等22あり | - | - | 28.43日 | - | - |
解説
上位の症例は全身性臓器障害を伴う自己免疫疾患になり、具体的な傷病名は、全身性硬化症・皮膚筋炎・全身性エリテマトーデス・結節性多発動脈炎・ベーチェット病等です。また、関節リウマチに起こりやすい全身病として、間質性肺炎などの肺疾患の合併症が多くなっております。
糖尿病内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100180xx99000x | 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 119人 | 9.7日 | 5.76日 | 0.0% | 60.4歳 | |
100070xx99x100 | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等21あり 定義副傷病なし85歳未満 | 107人 | 16.6日 | 14.27日 | 0.9% | 63.1歳 | |
100070xx99x000 | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし85歳未満 | 55人 | 13.1日 | 11.16日 | 1.8% | 62.8歳 | |
100202xxxxxxxx | その他の副腎皮質機能低下症 | 23人 | 13.3日 | 10.92日 | 4.3% | 59.7歳 | |
100070xx99x110 | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等21あり 定義副傷病あり85歳未満 | 21人 | 18.0日 | 15.87日 | 0.0% | 70.9歳 |
解説
症例数1位は2016年度に引き続き、副腎腫瘍や原発性アルドステロン症などの内分泌疾患に対する精査・加療となっており、症例数は前年度比+27名、平均在院日数は前年度より1.4日短縮しています。次いで、糖尿病に対する検査や強化インスリン療法目的での入院が多くなっています。
上位3症例については全て2016年度より症例数が増加し、平均在院日数も短縮されています。
消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060180xx99x4xx | ■クローン病等 手術なし 手術・処置等24あり | 335人 | 4.3日 | 8.52日 | 0.0% | 39.1歳 | ○ |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 193人 | 12.3日 | 10.61日 | 2.1% | 72.5歳 | ○ |
060185xx99x5xx | ■潰瘍性大腸炎 手術なし 手術・処置等25あり | 118人 | 4.1日 | 14.91日 | 0.0% | 39.9歳 | ○ |
060180xx99x0xx | クローン病等 手術なし 手術・処置等2なし | 111人 | 4.5日 | 8.81日 | 0.9% | 40.8歳 | |
060100xx99xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし | 98人 | 3.0日 | 3.02日 | 0.0% | 71.3歳 | ○ |
解説
クローン病・潰瘍性大腸炎に対してインフリキシマブ(レミケード)の投与を目的とした入院の症例数が多くなっております。また、肝胆膵系で症例が多かったのは、胆道に対しての内視鏡的治療となっております。
呼吸器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 216人 | 3.2日 | 3.59日 | 0.9% | 70.4歳 | ○ |
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 72人 | 22.3日 | 11.99日 | 6.9% | 69.6歳 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2なし | 66人 | 14.3日 | 19.65日 | 7.6% | 68.6歳 | ○ |
040040xx99000x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 62人 | 15.5日 | 14.60日 | 21.0% | 73.0歳 | |
040050xx99x4xx | 胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり | 35人 | 15.8日 | 11.69日 | 2.9% | 67.2歳 |
解説
症例数1位と2位が肺の悪性腫瘍となっています。主に抗悪性腫瘍剤を使用した薬物治療を目的とした症例が1位、主に検査(気管支鏡検査、CTガイド生検、超音波気管支鏡下穿刺吸引生検法)目的とした症例が2位となっております。
神経内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010110xxxxx40x | 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 57人 | 11.2日 | 16.95日 | 3.5% | 56.9歳 | |
010160xx99x10x | パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2あり 定義副傷病なし | 24人 | 29.9日 | 20.55日 | 20.8% | 72.3歳 | |
010090xxxxx00x | 多発性硬化症 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 22人 | 14.9日 | 13.98日 | 9.1% | 43.2歳 | |
010160xx99x00x | パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 17人 | 27.1日 | 18.66日 | 17.6% | 73.3歳 | |
010140xxxxx0xx | 筋疾患(その他) 手術・処置等2なし | 16人 | 9.9日 | 11.69日 | 0.0% | 52.4歳 |
解説
2016年度同様、症例数1位は免疫介在性・炎症性ニューロパチーです。具体的に「慢性炎症性脱髄性多発神経炎」「ギランバレー症候群」の症状に対して、ガンマグロブリン療法を行っております。特定疾患である「パーキンソン病」「多発性硬化症」の治療を主に行っております。
腎臓内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110280xx99000x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 60人 | 16.5日 | 12.23日 | 1.7% | 66.7歳 | |
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 36人 | 16.6日 | 8.50日 | 2.8% | 65.3歳 | ○ |
110280xx99010x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 定義副傷病なし | 25人 | 20.0日 | 14.55日 | 0.0% | 66.7歳 | |
110280xx991x0x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり 定義副傷病なし | 17人 | 9.9日 | 7.35日 | 0.0% | 51.1歳 | ○ ○ |
110260xx99x0xx | ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし | 15人 | 29.0日 | 22.12日 | 6.7% | 49.4 |
解説
2016年度と同じく、病例数第1位は慢性腎不全に対する治療となります。入院目的は、主に透析導入、腎生検、長期透析患者の合併症治療、シャント設置・血栓除去、家庭での食事療法指導などです。
症例数・自院の平均在日数については昨年度と比べて大きな変化はありませんが、全国の平均在院日数と比較すると、当院の在院日数は長い状況にあります。
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
140010x199x00x | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 180人 | 9.1日 | 6.18日 | 1.7% | 0.0歳 | |
040090xxxxxx0x | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病なし | 80人 | 7.2日 | 5.94日 | 1.3% | 4.6歳 | |
100300xx99xxxx | ■代謝性疾患(糖尿病を除く。) 手術なし | 52人 | 1.0日 | 7.67日 | 0.0% | 23.7歳 | |
080270xxxx0xxx | 食物アレルギー 手術・処置等1なし | 48人 | 2.0日 | 2.54日 | 0.0% | 5.1歳 | |
150010xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし | 45人 | 4.6日 | 5.50日 | 0.0% | 4.9歳 |
解説
NICUでは低体重出生児、新生児一過性多呼吸、新生児低体温などの症例が症例数1位となっています。
小児科では気管支炎による入院が症例数2位となっており、増加傾向にあります。また、2016年度に引き続き食物アレルギーに対しての検査入院や、糖原病などの代謝性疾患の割合も高くなっています。
肝胆膵外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060050xx02x1xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 手術・処置等21あり | 55人 | 24.9日 | 19.92日 | 0.0% | 72.0歳 | |
060335xx02000x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 50人 | 8.0日 | 7.40日 | 0.0% | 57.3歳 | ○ |
060050xx97x0xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし | 32人 | 14.4日 | 11.44日 | 6.3% | 73.3歳 | ○ |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 29人 | 6.9日 | 6.64日 | 0.0% | 58.2歳 | ○ |
06007xxx01010x | 膵臓、脾臓の腫瘍 膵頭部腫瘍切除術 血行再建を伴う腫瘍切除術の場合等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 定義副傷病なし | 24人 | 34.7日 | 30.43日 | 0.0% | 73.0歳 |
解説
症例数1位・3位が肝癌に対しての治療になっており、1位が手術目的(開腹、腹腔鏡手術)による治療、3位が肝動脈化学塞栓療法等による治療になっています。2位・4位は胆のう炎、胆のうポリープ、胆のう結石等に対しての治療で手術目的(主に腹腔鏡手術)による治療、5位は膵癌に対しての治療で手術目的(開腹、腹腔鏡手術)による治療となっています。
小児外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060170xx02xxxx | 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 | 48人 | 2.1日 | 8.33 日 | 0.0% | 2.0歳 | ○ |
060150xx03xxxx | 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | 16人 | 4.6日 | 5.56日 | 0.0% | 10.8歳 | ○ |
140590xx97xxxx | 停留精巣 手術あり | 15人 | 2.1日 | 3.26日 | 0.0% | 2.5歳 | ○ |
100330xxxxx0xx | 栄養障害(その他) 手術・処置等2なし | - | - | 17.51日 | - | - | |
060150xx99xx0x | 虫垂炎 手術なし 定義副傷病なし | - | - | 7.01日 | - | - | ○ |
解説
上位3症例は手術を目的とした入院となっており、症例数1位は腹腔ヘルニアに対しての手術を目的とする症例です。
また、虫垂炎に対する手術が2位(膿瘍を伴わない)、手術をせずに投薬での治療の症例が5位となっております。また、手術目的ではなく胃瘻管理、栄養管理目的に加療する症例も増加傾向にあります。
消化器外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060020xx02x0xx | 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし | 62人 | 18.8日 | 17.27日 | 1.6% | 69.8歳 | ○ |
060035xx01000x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 55人 | 14.1日 | 15.61日 | 0.0% | 68.7歳 | ○ |
060185xx0100xx | 潰瘍性大腸炎 結腸切除術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 43人 | 17.2日 | 16.55日 | 0.0% | 46.8歳 | ○ |
060180xx0101xx | クローン病等 小腸切除術 悪性腫瘍手術以外の切除術等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり | 41人 | 23.9日 | 35.89日 | 0.0% | 38.6歳 | |
060040xx02x00x | 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 肛門悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 40人 | 21.1日 | 17.49日 | 0.0% | 66.1歳 |
解説
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)に対する手術症例数が2016年度と比較して増加しています。それ以外の胃・結腸・直腸の悪性腫瘍に対する手術は微減となっており、いずれの症例においても平均在院日数は、2016年度とほぼ同水準で経過しています。
乳腺甲状腺外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
090010xx99x40x | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 80人 | 5.1日 | 4.49日 | 0.0% | 51.5歳 | |
090010xx03x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2なし | 66人 | 9.7日 | 6.37日 | 0.0% | 57.7歳 | ○ |
090010xx02x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2なし | 47人 | 15.7日 | 10.15日 | 0.0% | 54.3歳 | ○ |
090010xx01x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2なし | 37人 | 16.5日 | 11.45日 | 0.0% | 57.8歳 | |
090010xx99x6xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり | 19人 | 7.0日 | 4.42日 | 0.0% | 50.1歳 | ○ |
解説
乳房の悪性腫瘍に対する治療目的の入院となっています。症例数1位は化学療法症例、2位~4位は手術実施症例、5位は再発乳癌に対する化学療法の症例となっています。
心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050163xx03x0xx |
非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2なし |
27人 |
11.1日 |
12.51日 |
3.7% | 78.5歳 | ○ |
050080xx01010x |
弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 定義副傷病なし |
25人 |
30.7日 |
23.93日 |
8.0% | 69.4歳 |
|
050163xx02x1xx |
非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等21あり |
24人 |
25.2日 | 21.40日 | 12.5% | 71.9歳 | |
050050xx0101xx |
狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり |
15人 | 27.0日 | 23.29日 | 0.0% | 69.3歳 | |
050080xx9701xx | 弁膜症(連合弁膜症を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等21あり | 12人 | 23.0日 | 21.63日 | 0.0% | 85.9歳 |
解説
5症例いずれも手術を目的とした入院となっています。症例数1位のステントグラフト内挿術は低侵襲な手術であり、2016年度と比較して件数が増加しています。
呼吸器外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x0xx |
肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし |
168人 |
11.6日 | 12.35日 | 1.2% | 69.5歳 | ○ |
040050xx99x4xx |
胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり |
58人 | 6.0日 | 11.69日 | 0.0% | 66.8歳 | ○ |
040040xx99040x |
肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 40人 | 7.6日 | 11.99日 | 2.5% | 68.5歳 | ○ |
040050xx97x0xx |
胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし |
38人 | 10.5日 | 15.26日 | 0.0% | 70.4歳 | ○ |
040040xx9910xx |
肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし |
36人 | 2.7日 | 3.59日 | 0.0% | 72.1歳 |
解説
5症例いずれも悪性腫瘍にたいしての治療になります。症例数1位は手術目的の入院となっており、肺の悪性腫瘍の治療において近年は胸腔鏡下の手術が主体です。2位は悪性胸膜中皮腫に対しての化学療法、4位は悪性胸膜中皮腫に対しての手術となっております。当院では悪性胸膜中皮腫に対しての手術件数が増加しています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070230xx02xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 骨穿孔術等 | 105人 | 23.5日 | 28.50日 | 64.8% | 61.7歳 | |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 75人 | 25.6日 | 23.14日 | 13.3% | 66.6歳 | ○ |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 64人 | 30.0日 | 25.09日 | 23.4% | 74.5歳 | ○ |
070010xx010x0x | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし | 58人 | 5.6日 | 5.80日 | 0.0% | 51.1歳 | ○ |
070343xx99x1xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等21あり | 56人 | 3.1日 | 2.93日 | 1.8% | 71.8歳 | ○ |
解説
症例数1位の変形性膝関節症は、スポーツ継続を希望される方、可動域が良好な変形性膝関節症に対して、骨切り術を行っております。プレートと人工骨を用いることで術後翌日から全荷重で歩行が可能、3週間で退院となっております。また、靱帯や半月板の損傷に対しては、関節鏡を用いた小皮切、低侵襲の手術を行っております。
形成外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020230xx97x0xx |
眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし | 98人 | 3.4日 | 3.29日 | 0.0% | 71.6歳 | ○ |
070010xx970xxx | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし | 29人 | 3.4日 | 4.86日 | 0.0% | 49.9歳 | ○ |
160200xx0200xx |
顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし |
18人 | 4.1日 | 5.60日 | 0.0% | 37.6歳 | |
020320xx97xxxx |
眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり |
17人 | 5.3日 | 3.32日 | 0.0% | 58.6歳 | |
180060xx97xxxx |
その他の新生物 手術あり |
15人 | 3.4日 | 6.45日 | 0.0% | 29.3歳 |
解説
症例数1位眼瞼下垂については、原因のひとつに加齢・老化があるため、60歳以上の割合が多く、平均年齢も高くなっております。次いで良性腫瘍に対する摘出の症例が多くなっています。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010030xx9910xx | 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 163人 | 3.5日 | 3.14日 | 0.6% | 63.5歳 | ○ |
010030xx03x00x | 未破裂脳動脈瘤 脳血管内手術 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 79人 | 10.9日 | 9.95日 | 1.3% | 65.7歳 | ○ |
010070xx9910xx | 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 70人 | 4.3日 | 3.25日 | 1.4% | 66.5歳 | ○ |
050170xx99000x | 閉塞性動脈疾患 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 70人 | 3.2日 | 7.98日 | 1.4% | 61.6歳 | ○ |
050170xx97000x | 閉塞性動脈疾患 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 64人 | 9.7日 | 12.87日 | 1.6% | 60.1歳 | ○ |
解説
症例数1位は主に未破裂脳動脈瘤に対する検査目的の症例となります。2位は未破裂脳動脈瘤に対する脳血管内手術(カテーテル手術)を施行した症例になります。3位は、脳血管障害に対する検査目的の症例となり、4位は内頚動脈瘤に対する検査、5位は内頚動脈瘤に対する手術を施行した症例になります。症例数1・3・4位の検査はカテーテルによる検査となります。
皮膚科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし | 44人 | 9.4日 | 8.50日 | 0.0% | 74.4歳 | |
080140xxxxx2xx | 炎症性角化症 手術・処置等22あり | 19人 | 2.0日 | 2.90日 | 0.0% | 51.9歳 | ○ |
180060xx97xxxx | その他の新生物 手術あり | 15人 | 6.3日 | 6.45日 | 0.0% | 63.4歳 | ○ |
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし | 11人 | 3.6日 | 4.14日 | 0.0% | 50.2歳 | |
100100xx97x0xx | 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等2なし | - | - | 25.98日 | - | - |
解説
症例数1位は皮膚悪性腫瘍に対する単純切除の症例となっております。2位は、膿疱性乾癬全身などに対する主にインフリキシマブ(レミケード)を使用した薬物療法の症例となっております。3位~4位は皮下良性腫瘍に対する切除の症例、5位は糖尿病足病変や骨髄炎などに対する手術の症例となっております。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110070xx0200xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 86人 | 7.7日 | 7.31日 | 0.0% | 73.8歳 | ○ |
110080xx01x0xx | 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし | 55人 | 14.1日 | 12.92日 | 0.0% | 68.8歳 | ○ |
180041xxxxxxxx | ■移植臓器および組織の不全および拒絶反応 | 50人 | 5.4日 | 9.95日 | 0.0% | 50.8歳 | ○ |
110080xx99030x | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし | 30人 | 13.5日 | 14.81日 | 0.0% | 71.7歳 | |
110080xx9906xx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等26あり | 28人 | 4.0日 | 4.18日 | 0.0% | 71.1歳 | ○ |
解説
膀胱癌に対しては手術、前立腺癌に対しては手術・化学療法・放射線療法を多く実施しております。また、腎移植施設でもあり、移植後の診療(移植腎生検等)についても多く実施しております。
婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120180xx01xxxx | 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 | 62人 | 10.5日 | 9.75日 | 0.0% | 35.1歳 | ○ |
120170xx99x0xx | 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2なし | 57人 | 32.3日 | 20.41日 | 3.5% | 31.2歳 | |
120070xx02xxxx | 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 | 51人 | 7.9日 | 6.37日 | 0.0% | 47.5歳 | ○ |
12002xxx01x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし | 47人 | 10.8日 | 12.94日 | 0.0% | 59.1歳 | |
120170xx01x0xx | 早産、切迫早産 子宮破裂手術等 手術・処置等2なし | 47人 | 34.1日 | 31.42日 | 0.0% | 33.8歳 | ○ |
解説
症例数1位の具体的な傷病名は、前回帝王切開による母体ケア、骨盤位(逆子)などがあげられます。次いで早産、切迫早産の施行症例となっています。良性疾患に対しては、腹腔鏡下あるいは子宮鏡下手術を中心に治療を行っています。
眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020150xx97xxxx | 斜視(外傷性・癒着性を除く。) 手術あり | 528人 | 3.0日 | 3.28日 | 0.0% | 39.3歳 | ○ |
020220xx97xxx0 | 緑内障 手術あり片眼 | 187人 | 9.2日 | 8.51日 | 0.0% | 71.6歳 | ○ |
020160xx97xxx0 | 網膜剥離 手術あり片眼 | 178人 | 9.9日 | 10.21日 | 0.0% | 53.9歳 | ○ |
020200xx9700xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 130人 | 4.8日 | 7.38日 | 0.0% | 65.2歳 | ○ |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 114人 | 7.9日 | 7.31日 | 0.0% | 67.7歳 | ○ |
解説
5症例とも手術を目的とした入院となります。当科では球後麻酔・局所麻酔での手術がほとんどですが、症例数1位の斜視手術では、若年層の方が全身麻酔で両眼施行される症例も多くなっております。2位から4位は、網膜剥離、黄斑、緑内障と加齢を伴う疾患でもあるため、平均年齢も高く、白内障手術と合わせて施行されるケースが多いです。
耳鼻咽喉科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030440xx01xxxx | 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 | 233人 | 6.5日 | 8.90日 | 0.0% | 45.3歳 | ○ ○ |
030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎 | 113人 | 7.0日 | 7.23日 | 0.0% | 52.5歳 | ○ |
030150xx97xxxx | 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり | 41人 | 7.9日 | 7.58日 | 0.0% | 57.7歳 | |
03001xxx97x00x | 頭頸部悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 28人 | 9.5日 | 9.88日 | 7.1% |
68.4歳 |
|
03001xxx01000x | 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 26人 | 19.5日 | 13.70日 | 0.0% | 64.3歳 |
解説
症例1位の中耳炎に対して行う鼓室形成手術は、耳小骨の温存術と再建術があります。また、乳突削開術を同時に行うこともあります。症例第2位の慢性副鼻腔炎は、主に内視鏡を用いた手術で、鼻中隔手術や下鼻甲介手術を同時に行うことがあります。
放射線科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060050xx97x0xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし | 35人 | 9.1日 | 11.44日 | 0.0% | 66.3歳 | |
060050xx0300xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 25人 | 9.7日 | 8.43日 | 0.0% | 68.5歳 | |
060050xx0310xx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 23人 | 9.8日 | 15.39日 | 0.0% | 66.9歳 | |
060300xx97100x | 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | 13.61日 | - | - | |
120060xx97xxxx | 子宮の良性腫瘍 その他の手術あり | - | - | 4.82日 | - | - |
解説
放射線科では、血管塞栓術やラジオ波焼灼療法を積極的に実施しております。
2016年度と同様、症例数1位は肝・肝内胆管の悪性腫瘍の症例に対して施行する、肝動脈化学塞栓術(TACE)となっております。症例数は2016年度とほぼ同数で、平均在院日数も9.5日から9.1日とわずかながら短縮されています。
麻酔科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 18人 | - | 8.95日 | - | - | ○ |
070350xx99xxxx | 椎間板変性、ヘルニア 手術なし | - | - | 8.83日 | - | - | ○ |
070343xx99x20x | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし | - | - | 6.65日 | - | - | ○ |
070343xx97x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2なし | - | - | 17.28日 | - | - | ○ |
160870xx99x00x | 頸椎頸髄損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | 13.50日 | - | - | ○ |
解説
帯状疱疹はほとんどが神経痛に対しての治療です。帯状疱疹が治癒した後も続く痛みのことで、帯状疱疹の合併症としては最も頻度が高くなっています。治療には、硬膜外ブロック療法、神経ブロック療法、脊髄刺激療法、薬物療法があり、痛みの生じる大きさや頻度により治療法を選択しています。
救急医学科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 16人 | 9.9日 | 7.34日 | 25.0% | 81.3歳 | |
161060xx99x0xx | 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2なし | 14人 | 2.3日 | 4.01日 | 0.0% | 61.3歳 | |
161070xxxxx00x | 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 12人 | 5.6日 | 3.58日 | 16.7% | 50.8歳 | |
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 11人 | 19.6日 | 27.09日 | 81.8% | 57.4歳 | |
180010x0xxx2xx | 敗血症(1歳以上) 手術・処置等22あり | 10人 | 28.9日 | 34.78日 | 40.0% | 74.9歳 |
解説
救命救急センターに運ばれた患者さんの治療を行っており、治療する疾患は多岐に渡ります。その中でも、頭蓋・頭蓋内損傷の治療をした症例が1位となっています。2位は、外傷の治療症例になります。
また、熱傷センターも併設しておりますので、症例には載っていませんが重度熱傷の患者さんの受け入れ・治療も行っております。
新生児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
140010x299x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2なし | 23人 | 8.7日 | 11.49日 | 0.0% | 0.0歳 | |
140010x199x00x | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 21人 | 9.3日 | 6.18日 | 0.0% | 0.0歳 | |
14056xxx99xxxx | 先天性水腎症、先天性上部尿路疾患 手術なし | - | - | 5.08日 | - | - | |
140010x197x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術あり 手術・処置等2なし | - | - | 8.41日 | - | - | |
14029xxx9900xx | 動脈管開存症、心房中隔欠損症 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | - | - | 5.28日 | - | - |
解説
症例数1位は、低出生体重児の症例となっております。2位は、新生児一過性多呼吸・帝王切開児症候群・新生児黄疸などが挙げられます。長期の入院となる新生児は小児科へ転科することが多いため、新生児科の平均在院日数は短くなっております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 15人 | 9人 | 32人 | 22人 | 424人 | 18人 | 1 | 7 |
大腸癌 | 4人 | 4人 | 2人 | 4人 | 228人 | 69人 | 1 | 7 |
乳癌 | 4人 | 1人 | 1人 | 3人 | 277人 | 55人 | 1 | 7 |
肺癌 | 40人 | 19人 | 27人 | 58人 | 542人 | 141人 | 1 | 7 |
肝癌 | 8人 | 6人 | 2人 | 2人 | 90人 | 249人 | 1 | 7 |
- 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
定義
胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんについて、初発患者はUICCのTNMから示される病期分類による退院実患者数を、再発患者(再発部位によらない)は期間内の実患者数を集計しています。
いずれも集計期間内に複数回入院しても1例とカウントし、初発例としてカウントした患者は、再発例にはカウントしていない。TNM分類が不正確等でstageが不明な場合は、「不明」としています。stageが「0」のものは集計対象外としています。
解説
がんのstageとは?
がんのstegeは、TNM分類を基本に分類します。がんの進行度や広がりを表しており、0期に近いほどがんが小さくとどまっている状態、Ⅳ期に近いほどがんが広がっている状態です。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 18人 | 15.9日 | 58.5歳 |
中等症 | 84人 | 19.7日 | 72.4歳 |
重症 | 17人 | 17.6日 | 79.1歳 |
超重症 | 17人 | 29.1日 | 78.2歳 |
不明 | - |
- |
- |
定義
入院契機となった傷病名および最も医療資源を投入した傷病名のICD10コードがJ13-J18$で始まるもので集計を行いました。
解説
この指標は、成人の市中肺炎(注1)(2017年度様式1の「肺炎重症度分類」の7桁目=5に相当)につき、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しています。インフルエンザ等、ウイルス性肺炎、誤嚥性肺炎、小児肺炎は含まれていません。重症度分類はA-DROPスコア(注2)を用い、軽症~超重症の4段階で表記しています。
- 市中肺炎:普段の社会生活の中でかかる肺炎。
- A-DROPスコア:
Age(年齢):男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水):BUN21mg/dL以上または脱水あり
Respiration:SpO2<=90%(PaO2 60Torr以下)
Orientation(意識障害):意識障害あり
Pressure(収縮期血圧):収縮期血圧90mmHg以下
※5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点。
軽症:0点の場合
中等症:1~2点の場合
重症:3点の場合
超重症:4~5点の場合(ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症とする。)
不明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 274人 | 19.6日 | 74.3歳 | 50.0% |
その他 | 43人 | 14.8日 | 70.0歳 | 27.9% |
定義
脳梗塞(医療資源を最も投入した傷病のICD10がI63$)の患者数、平均在院日数、転院率を集計しました。
解説
この指標は、脳梗塞の症例数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。
当院では、脳卒中センターを開設しており、脳卒中などの救急疾患には24時間体制で対応しているため、発症日から3日以内の脳梗塞患者数が多くなっています。脳梗塞は、以前は発症すると治療法がありませんでしたが、現在は発症から4.5時間以内なら血栓を溶かす点滴(tPA)が使用可能です。ただしこの薬が使える人は全体の5%以下とされており、投与できても効果がない人の方が多いことが分かってきています。当院の脳神経外科では、このような方にカテーテルで詰まったところを通す治療(血管内治療)を行っており、良好な成績を得ています。関連施設から転送して治療を行う連携システムも構築しており、本治療では全国トップレベルの症例数を誇っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
循環器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) | 216人 | 2.2日 | 3.7日 | 0.0% | 68.4歳 | ○ |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 113人 | 1.8日 | 7.2日 | 2.3% | 71.5歳 | ○ |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 108人 | 2.0日 | 6.6日 | 10.2% | 73.6歳 | ○ |
K5952 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) | 59人 | 3.6日 | 5.4日 | 3.4% | 67.1歳 | ○ |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | 47人 | 3.9日 | 8.6日 | 8.5% | 78.1歳 |
血液腫瘍内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K9222イ | 造血幹細胞移植(末梢血幹細胞移植)(同種移植) | 50人 | 23.9日 | 112.0日 | 2.0% | 40.9歳 | |
K9212ロ | 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞移植)(自家移植) | - | - | - | - | - | |
K6261 | リンパ節摘出術(長径3cm未満) | - | - | - | - | - | |
K9222ロ | 造血幹細胞移植(末梢血幹細胞移植)(自家移植) | - | - | - | - | - | |
K2223 | 造血幹細胞移植(臍帯血移植) | - | - | - | - | - |
消化管内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 719人 | 1.1日 | 1.5日 | 1.9% | 68.1歳 | ○ |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 190人 | 2.4日 | 12.3日 | 7.4% | 72.2歳 | ○ |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 96人 | 1.5日 | 10.8日 | 5.2% | 71.8歳 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 93人 | 1.1日 | 5.0日 | 0.0% | 71.0歳 | ○ |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) | 82人 | 1.4日 | 8.4日 | 0.0% | 72.2歳 | ○ |
腎臓内科
肝胆膵外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 96人 | 2.2日 | 7.5日 | 0.0% | 60.1歳 | ○ |
K682-3 | 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) | 32人 | 2.6日 | 50.5日 | 1.0% | 69.5歳 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 29人 | 4.7日 | 38.2日 | 6.9% | 70.7歳 | |
K6951 | 肝切除術 部分切除 | 29人 | 5.7日 | 17.7日 | 0.0% | 67.5歳 | |
K7032 | 膵頭部腫瘍切除術 リンパ節・神経叢郭清等を伴う腫瘍切除術の場合又は十二指腸温存膵頭切除術の場合 | 26人 | 4.2日 | 38.9日 | 3.8% | 70.2歳 |
小児外科
消化管外科
乳腺甲状腺外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術)(腋窩部郭清を伴わない) | 67人 | 2.5日 | 6.8日 | 0.0% | 58.0歳 | ○ |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術)(腋窩部郭清を伴わない) | 40人 | 2.9日 | 13.2日 | 0.0% | 57.1歳 | ○ |
K4765 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術)(胸筋切除を併施しない) | 30人 | 2.5日 | 13.4日 | 0.0% | 58.6歳 | ○ |
K0221 | 組織拡張器による再建手術(乳房(再建手術)) | 20人 | 2.6日 | 13.4日 | 0.0% | 46.5歳 | |
K4768 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳頭乳輪温存乳房切除術(腋窩郭清を伴わないもの)) | 11人 | 2.6日 | 13.5日 | 0.0% | 44.6歳 | ○ |
心臓血管外科
呼吸器外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) | 109人 | 2.3日 | 9.8日 | 0.0% | 68.1歳 | ○ |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) | 53人 | 1.4日 | 7.9日 | 1.9% | 70.7歳 | ○ |
K488-4 | 胸腔鏡下試験切除術 | 42人 | 1.7日 | 7.1日 | 38.1% | 72.1歳 | ○ |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) | 31人 | 1.6日 | 7.6日 | 0.0% | 41.5歳 | ○ |
K5132 | 胸腔鏡下肺切除術(その他) | 16人 | 1.9日 | 7.3日 | 0.0% | 57.9歳 | ○ |
呼吸器外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前 日数 |
平均術後 日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) | 113人 | 1.4日 | 9.8日 | 0.9% | 66.7歳 | ◯ |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) | 49人 | 1.8日 | 13.4日 | 2.0% | 69.6歳 | ◯ |
K488-4 | 胸腔鏡下試験切除術 | 36人 | 1.7日 | 6.6日 | 0.0% | 69.1歳 | ◯ |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) | 31人 | 4.0日 | 6.5日 | 0.0% | 39.2歳 | ◯ |
K5132 | 胸腔鏡下肺切除術(その他) | 12人 | 1.4日 | 8.0日 | 0.0% | 54.4歳 | ◯ |
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0821 | 人工関節置換術 肩、股、膝 | 158人 | 1.6日 | 25.0日 | 12.7% | 69.7歳 | ○ ○ |
K0542 | 骨切り術 前腕、下腿 | 91人 | 1.3日 | 18.7日 | 40.7% | 60.5歳 | |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む。)除去術 前腕、下腿 | 67人 | 1.2日 | 4.8日 | 3.0% | 54.5歳 | |
K1423 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方椎体固定 | 62人 | 3.7日 | 23.6日 | 27.4% | 71.8歳 | ○ |
K1422 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方又は後側方固定 | 58人 | 5.3日 | 35.3日 | 56.9% | 73.0歳 |
形成外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2191 | 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) | 80人 | 0.1日 | 2.3日 | 0.0% | 68.9歳 | ○ |
K2193 | 眼瞼下垂症手術(その他) | 27人 | 0.1日 | 3.1日 | 0.0% | 67.3歳 | ○ |
K0063 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上12cm未満) | 13人 | 1.2日 | 2.7日 | 0.0% | 58.0歳 | |
K0052 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) | 12人 | 0.5日 | 2.8日 | 0.0% | 34.8歳 | |
K0062 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) | 11人 | 0.5日 | 1.4日 | 0.0% | 37.3歳 |
脳神経外科
皮膚科
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 90人 | 1.7日 | 6.0日 | 0.0% | 73.7歳 | ○ |
K843-4 | 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) | 55人 | 1.9日 | 11.3日 | 0.0% | 68.8歳 | ○ |
K773-2 | 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 | 31人 | 1.8日 | 12.4日 | 0.0% | 69.9歳 | ○ |
K8181 | 前部尿道形成手術 | 17人 | 2.8日 | 8.4日 | 0.0% | 38.8歳 | |
K780-2 | 生体腎移植術(提供者の療養上の費用) | 14人 | 11.9日 | 37.4日 | 0.0% | 48.6歳 |
婦人科
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) | 1,737人 | 0.4日 | 4.4日 | 0.0% | 45.5歳 | ○ |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | 399人 | 0.7日 | 5.0日 | 0.0% | 45.7歳 | ○ |
K2422 | 斜視手術(後転法) | 314人 | 0.7日 | 4.5日 | 0.9% | 44.9歳 | ○ |
K2423 | 斜視手術(前転法と後転法) | 156人 | 0.5日 | 4.6日 | 1.0% | 47.0歳 | ○ |
K2762 | 網膜光凝固術 その他特殊なもの(一連につき) | 106人 | 0.2日 | 5.1日 | 1.1% | 51.8歳 | ○ |
耳鼻咽喉科
放射線科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6153 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) | 44人 | 1.0日 | 7.3日 | 2.3% | 61.3歳 | |
K6152 | 血管塞栓術(選択的動脈化学塞栓術) | 39人 | 1.1日 | 7.3日 | 0.0% | 67.3歳 | |
K697-31ロ | 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cm以内)(その他) | 34人 | 1.1日 | 7.8日 | 2.9% | 70.8歳 | |
K697-32ロ | 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cmを超える)(その他) | 21人 | 1.0日 | 8.5日 | 0.0% | 62.0歳 | |
K0001 | 創傷処理(筋肉、臓器に達する)(長径5cm未満) | - | - | - | - | - |
救急医学科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K386 | 気管切開術 | 27人 | 7.2日 | 67.7日 | 51.6% | 63.9歳 | |
K0004 | 創傷処理(筋肉、臓器に達しない)(長径5cm未満) | 27人 | 0.1日 | 17.3日 | 44.4% | 44.3歳 | |
K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 | 17人 | 1.3日 | 43.5日 | 76.5% | 48.1歳 | |
K0005 | 創傷処理(筋肉、臓器に達しない)(長径5cm以上10cm未満) | 14人 | 0.4日 | 26.4日 | 35.7% | 50.4歳 | |
K0731 | 間接内骨折観血的手術 肩、股、膝、肘 | 12人 | 0.8日 | 29.4日 | 50.0% | 48.7歳 |
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | 0.02% |
異なる | 22人 | 0.09% | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 25人 | 0.10% |
異なる | 21人 | 0.09% | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 163人 | 0.67% |
異なる | - | - |
解説
この指標は、様式1の精度向上を図るため医療資源を最も投入した傷病名が、播種性血管内凝固症候群(注1)、敗血症(注2)、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症(注3)について、入院契機となった傷病名の同一性の有無(注4)を区別した症例数、病院全体退の院患者数に対する発生率を集計しました。
- 播種性血管内凝固症候群(DIC):さまざまな基礎疾患を原因として、全身性の小血管内に血液凝固異常から血栓を形成し、それにより凝固因子が消耗されて、血小板、フィブリノゲンなどが著しく低下し、二次的に著名な出血傾向を呈する病態。
- 敗血症:細菌などの感染症が原因で炎症が波状に起こり、多臓器不全になる病気。
- 手術・術後の合併症:創部感染や術後出血など、術後や処置後に起こってしまう病態。
- 入院契機病名の同一性の有無:入院契機病名とは入院の原因となった病名。同一の場合とは、入院後も主に入院契機病名に対して治療を行った場合であり、異なる場合とは、入院後に別疾患(この指標では敗血症、播種性血管内凝固症候郡等)を発症し、入院契機病名よりも別疾患に対して治療を要した場合のことをいう。
過去のデータ