病院紹介

病院情報の公表

病院情報の公表

2023年度クリニカルインディケーター

集計条件及び集計方法等

  • 2023年4月1日~2024年3月31日に退院した患者さんを集計しました。
    (DPC対象外患者、24時間以内に死亡した患者又は生後1週間以内に死亡した新生児、臓器移植患者は集計対象外です。)
  • 10未満の数値の場合(0を含む)は、―(ハイフン)で表記しています。
  • 診療科名は、医療法に基づいた標榜診療科名で表記しています。
  • 2.診断群分類別患者数等、6.診療科別主要手術別患者数等において、上位5位全ての患者数が10未満の場合、該当診療科の掲載はしていません。
  • 集計項目の結果については、医療機関ホームページガイドラインを遵守し掲載しております。

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,075 713 776 1,151 1,662 2,758 3,570 5,667 3,291 343

定義

DPCデータを元に、2023年度の年齢階級別(10歳刻み)退院患者数を集計しています。年齢は入院時の年齢としています。DPC算定外の患者、自費診療の患者は含まれていません。

解説

当院は特定機能病院として、幅広い年齢層の患者さんに医療を提供しています。特に60歳以上の患者さんが多く、全体の約6割となっています。これは超高齢化社会に伴うものと考えられます。
また、当院は2015年4月より総合周産期母子医療センターに指定されており、ハイリスク新生児等の受け入れにも対応しているため、10歳未満の患者数も多くなっています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈
-経皮的カテーテル心筋焼灼術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
267人 5.38 4.57 0.00% 68.22
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患
-手術なし-処置1:1あり-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外
91人 3.90 3.05 0.00% 70.43
050130xx9900x0 心不全
-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外
82人 17.20 17.38 12.20% 80.23
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患
-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、1,2あり-処置2:なし-副病:0-0
74人 5.16 4.26 0.00% 72.73
050210xx97000x 徐脈性不整脈
-手術あり-処置1:なし、1,3あり-処置2:なし-副病:なし-0
68人 8.84 9.77 0.00% 76.71

解説

前年度に引き続き症例数第1位は、頻脈性不整脈(心房細動等)に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術(アブレーション手術)を施行した症例となります。次いで、狭心症、慢性虚血性心疾患に対する心臓のカテーテル検査や経皮的冠動脈形成術等を行った症例、心不全に対する精査加療、徐脈性不整脈に対する治療(ペースメーカー移植術・交換術)となります。

血液腫瘍内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
130030xx99x9xx 非ホジキンリンパ腫
-手術なし-処置1:0-処置2:9あり-副病:0-0
23人 16.78 12.88 0.00% 69.57
130040xx97x0xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物
-手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
21人 6.71 11.54 4.76% 63.43
130030xx97x9xx 非ホジキンリンパ腫
-手術あり-処置1:0-処置2:9あり-副病:0-0
19人 40.21 30.73 10.53% 68.63
130030xx97x00x 非ホジキンリンパ腫
-手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0
15人 6.93 7.93 0.00% 59.47
130030xx99x0xx 非ホジキンリンパ腫
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
15人 5.47 9.08 13.33% 68.07

解説

悪性リンパ腫・多発性骨髄腫に対しての化学療法の症例が多くあり、加えて造血幹細胞移植(骨髄移植・末梢血幹細胞移植・臍帯血移植)やCAR―T療法も施行しています。その他、白血病・血友病・再生不良性貧血・特発性血小板減少性紫斑病・移植後の合併症に対する治療も施行しています。

膠原病リウマチ内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0
39人 16.74 14.23 2.56% 58.05
070560xx97xxxx 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患
-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
17人 41.88 34.37 5.88% 62.59
070470xx99x0xx 関節リウマチ
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
11人 14.27 15.40 0.00% 77.18
040110xxxxx0xx 間質性肺炎
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
9人 18.56 18.65 0.00% 64.90
080140xxxxx0xx 炎症性角化症
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
9人 6.00 13.38 0.00% 56.90

解説

全身性臓器障害を伴う自己免疫疾患が多数を占めています。具体的な傷病名は、多発性硬化症・皮膚筋炎・全身性エリテマトーデス・結節性多発動脈炎・ベーチェット病等になります。

糖尿病内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)
-手術なし-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0
111人 15.37 13.99 0.90% 68.19
100180xx990x0x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍
-手術なし-処置1:なし-処置2:0-副病:なし-0
82人 9.01 6.46 0.00% 59.24
100202xxxxxx0x その他の副腎皮質機能低下症
-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0
40人 9.18 9.10 0.00% 59.85
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
31人 9.45 10.66 0.00% 66.19
100120xx99xxxx 肥満症
-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
20人 13.70 14.58 0.00% 50.95

解説

糖尿病内科で入院の患者さんの約5割は、糖尿病の教育入院や、術前の血糖コントロール管理を目的とした入院がとなります。また、原発性アルドステロン症や副腎皮質機能亢進症、クッシング症候群に対する検査目的での入院や、副腎腫瘍手術の術前スクリーニング検査目的での入院患者も近年増えてきており、症例数第2位・3位を占めています。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)
-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
443人 3.14 2.61 0.00% 67.35
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎
-限局性腹腔膿瘍手術等-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0
164人 11.11 8.75 2.44% 70.99
060180xx99x0xx クローン病等
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
115人 4.67 7.29 0.87% 42.82
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。)
-手術なし-処置1:0-処置2:4あり-副病:なし-0
110人 9.87 8.67 0.91% 69.74
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍
-内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
96人 8.34 7.61 0.00% 73.17

解説

第1位症例数より順に、大腸ポリープ、肝胆膵内科における閉塞性黄疸、総胆管結石、急性胆管炎、膵炎等の内視鏡的治療、炎症性腸疾患(クローン病)と、食道、胃の悪性腫瘍の症例となっております。
前年度と比較して大腸ポリープや胆管炎、クローン病、胃の悪性腫瘍の症例数が増加した事に加えて、前年度には上位症例ではなかった食道の悪性腫瘍が症例数第4位となっています。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍
-手術なし-処置1:2あり-処置2:なし-副病:なし-0
141人 3.10 2.98 2.13% 72.95
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍
-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0
79人 15.73 13.59 22.78% 74.14
040110xxxxx0xx 間質性肺炎
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
62人 16.52 18.65 9.68% 73.55
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍
-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:なし-0
59人 18.37 8.33 5.08% 73.32
040040xx99060x 肺の悪性腫瘍
-手術なし-処置1:なし-処置2:6あり-副病:なし-0
36人 15.14 13.89 0.00% 72.42

解説

症例数1位・2位・4位・5位は肺の悪性腫瘍となり、主に検査(気管支鏡検査、CTガイド下肺生検、超音波気管支鏡下穿刺吸引生検法、気管支ファイバースコピー)を目的とした入院と、抗悪性腫瘍剤を使用した薬物療法を目的とした入院が上位を占めています。また症例数第3位の間質性肺炎の患者さんも例年と同様に多くいらっしゃいます。

神経内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
010110xxxxx4xx 免疫介在性・炎症性ニューロパチー
-手術なし-処置1:0-処置2:4あり-副病:0-0
60人 14.10 16.97 11.67% 61.00
010160xx99x00x パーキンソン病
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0
19人 20.84 18.24 31.58% 73.37
010160xx99x10x パーキンソン病
-手術なし-処置1:0-処置2:1あり-副病:なし-0
17人 26.65 19.56 17.65% 77.65
010090xxxxx0xx 多発性硬化症
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
16人 11.69 13.69 0.00% 41.56
010130xx99x4xx 重症筋無力症
-手術なし-処置1:0-処置2:4あり-副病:0-0
13人 16.15 15.08 0.00% 60.77

解説

症例数第1位は慢性炎症性脱髄性多発神経炎、ギランバレー症候群などの症例、症例数第2・3位はパーキンソン病の症例、症例数第4位は多発性硬化症、視神経脊髄炎の症例です。そして症例数第5位は重症筋無力症に対するガンマグロブリン療法の症例となり、症例数順位の入れ替わりはありますが、前年度の症例内容と概ね同じ症例内容となりました。

腎臓内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全
-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0
81人 15.09 11.49 2.47% 68.95
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全
-手術なし-処置1:なし-処置2:1あり-副病:0-0
26人 21.65 13.81 7.69% 64.31
110280xx991xxx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全
-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:0-0
22人 10.96 6.44 0.00% 47.32
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全
-動脈形成術、吻合術 その他の動脈等-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0
18人 10.61 7.57 0.00% 67.17
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
11人 24.64 19.94 0.00% 50.45

解説

前年度と同様、慢性腎臓病に関連した症例が上位を占めております。症例数1・2・3位は、いずれも慢性腎臓病に関連した症例に対する一般治療目的の入院となり、特に第2位の症例は人工透析(その他・導入期含む)施行症例となります。前年度第3位であったシャント造設術及び透析導入目的の入院が今年度は第4位となりました。また、ネフローゼ症候群に関する治療が第5位の症例となっています。

小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患)
-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0
63人 6.54 7.63 0.00% 10.54
180030xxxxxx0x その他の感染症(真菌を除く。)
-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0
55人 6.36 8.60 0.00% 2.13
080270xxxx1xxx 食物アレルギー
-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:0-0
54人 1.89 2.12 1.85% 4.09
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
35人 3.91 5.64 2.86% 6.40
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)
-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
32人 5.41 5.96 0.00% 3.56

解説

小児科では、胃腸炎や食道炎に対する内視鏡検査目的の入院が症例数第1位となり増加傾向にあります。また、RSウイルスやCOVID-19などの感染症に対する治療入院や、食物アレルギーに対する負荷試験目的の入院が多くあります。
NICUでは、低出生体重児、新生児一過性多呼吸、新生児低体温などの新生児を受け入れています。

肝胆膵外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
060050xx02xxxx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)
-肝切除術 部分切除等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
74人 15.95 14.28 0.00% 71.05
06007xxx010xxx 膵臓、脾臓の腫瘍
-膵頭部腫瘍切除術 血行再建を伴う腫瘍切除術の場合等-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0
54人 30.06 24.37 1.85% 70.65
06007xxx9905xx 膵臓、脾臓の腫瘍
-手術なし-処置1:なし-処置2:5あり-副病:0-0
53人 5.28 7.32 0.00% 73.32
06007xxx9910xx 膵臓、脾臓の腫瘍
-手術なし-処置1:あり-処置2:なし-副病:0-0
43人 4.70 4.24 0.00% 71.65
06007xxx97x0xx 膵臓、脾臓の腫瘍
-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
40人 11.80 11.65 10.00% 74.13

解説

症例数第1位は、肝癌に対して肝切除術を施行した症例になります。次いで症例数第2位は、膵癌に対して膵頭部腫瘍切除術を施行した症例で、前年度に比べ増加傾向にあります。次いで、膵癌に対する化学療法目的の症例、同じく膵癌に対して内視鏡検査(EUS-FNA)目的の症例が多くあります。

小児外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア(15歳未満)
-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
70人 1.63 2.75 0.00% 3.96
060170xx02xx0x 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア
-ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0
40人 1.50 6.86 0.00% 2.38
140590xx97xxxx 停留精巣
-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
14人 2.14 2.97 0.00% 1.64
060150xx03xxxx 虫垂炎
-虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
11人 4.82 5.29 0.00% 12.18
060150xx99xxxx 虫垂炎
-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
9人 3.67 8.02 0.00% 11.10

解説

上位5症例すべてで前年度とほぼ同様の症例内容となりました。症例数第1位・2位は鼠径ヘルニアや臍ヘルニア等のヘルニアに対する手術の症例となります。次いで第3位は停留精巣、第4位・5位は虫垂炎に対する治療で、4位が手術を目的とした入院、5位は手術はせずに抗生剤等での治療を目的とした入院となります。

消化器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍
-結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等-処置1:なし-処置2:0-副病:なし-0
93人 15.80 15.12 2.15% 70.98
060020xx02xxxx 胃の悪性腫瘍
-胃切除術 悪性腫瘍手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
65人 18.80 18.01 0.00% 72.45
060185xx0100xx 潰瘍性大腸炎
-結腸切除術等-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0
43人 17.81 16.09 0.00% 46.09
060040xx0200xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍
-肛門悪性腫瘍手術 切除等-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0
41人 16.22 14.80 0.00% 68.10
060180xx01x1xx クローン病等
-痔瘻根治手術等-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0
40人 29.20 32.36 0.00% 41.00

解説

症例数第1位及び第4位の症例は大腸の悪性腫瘍、第2位は胃の悪性腫瘍、第3位、第5位は炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)の症例となり、全症例とも手術を施行しています。前年度と比較して結腸の悪性腫瘍手術の症例が増加していますが、第1~5位の疾患は前年度と共通しています。

乳腺甲状腺外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍
-乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0
121人 13.29 9.88 0.00% 62.81
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍
-手術なし-処置1:0-処置2:4あり-副病:なし-0
75人 4.28 3.51 0.00% 51.07
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍
-乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
69人 7.32 5.64 0.00% 57.71
090010xx99x80x 乳房の悪性腫瘍
-手術なし-処置1:0-処置2:8あり-副病:なし-0
33人 4.64 3.55 0.00% 57.94
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
23人 13.39 9.69 13.04% 61.83

解説

主に乳房の悪性腫瘍に対する治療目的の入院となります。症例1位・3位は乳房切除術(手術)目的の入院であり、第2位・4位は化学療法目的の入院となります

心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。)
-ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等-処置1:なし-処置2:1あり-副病:0-0
49人 18.94 21.52 0.00% 65.73
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤
-ステントグラフト内挿術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
34人 7.88 10.42 0.00% 79.74
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患
-心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等-処置1:なし-処置2:1あり-副病:0-0
27人 25.56 21.38 7.41% 71.63
050163xx03x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤
-ステントグラフト内挿術-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0
16人 25.06 14.70 6.25% 77.50
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤
-大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0
12人 23.25 19.20 16.67% 69.00

解説

症例数第1位は、弁置換・弁形成術です。胸腔鏡下による低侵襲の手術症例が増加しています。また、症例数第2位のステントグラフト内挿術も前年度と比較して平均在日数が短くなっています。高齢化社会が加速している現状も影響し、低侵襲の手術症例が増加傾向にあります。症例数第3位は冠動脈バイパス移植術になります。第5位の大動脈瘤切除術は前年度は上位症例にはありませんでしたが、今年度は症例数第5位となり増加傾向にあります。

呼吸器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍
-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0
204人 10.91 9.89 0.00% 72.95
040050xx97x0xx 胸壁腫瘍、胸膜腫瘍
-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
37人 8.89 12.43 0.00% 73.43
040050xx99x4xx 胸壁腫瘍、胸膜腫瘍
-手術なし-処置1:0-処置2:4あり-副病:0-0
36人 8.17 10.54 0.00% 70.47
040200xx01x00x 気胸
-肺切除術等-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0
24人 8.33 9.54 0.00% 32.17
040150xx97x00x 肺・縦隔の感染、膿瘍形成
-手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0
23人 26.22 28.24 21.74% 67.91

解説

症例数第1位は肺癌に対する手術加療、第2位は悪性胸膜中皮腫に対しての試験切除術、第3位は悪性胸膜中皮腫に対する化学療法、第4位は気胸に対する手術加療、第5位は膿胸に対する手術加療になります。悪性胸膜中皮腫に対する治療については世界でもトップレベルの治療実績を誇ります。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)
-人工関節再置換術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
74人 25.46 21.96 10.81% 72.61
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。)
-人工関節再置換術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
60人 24.23 19.55 11.67% 68.40
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎
-手術なし-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0
59人 3.03 2.59 0.00% 71.61
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)
-四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0
46人 6.50 5.14 0.00% 50.78
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎
-脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
45人 23.62 19.94 13.33% 72.38

解説

症例数第1位は、変形性膝関節症の患者さんに対して人工関節置換術を行った症例になります。プレートと人工骨を用いることで術後翌日から全荷重で歩行が可能となり約3週間で退院となります。症例数第2位は股関節疾患に対して行った人工股関節置換術の症例になります。骨盤側及び大腿骨頭側をそれぞれ金属の人工物に置き換えて固定し限りなく正常に近い股関節を再構築する手術となります。症例数第3位は脊椎疾患に対し手術適応かどうかを脊椎管内を造影し評価するミエログラフィー検査による短期入院の症例になります。症例数第4位は骨軟部腫瘍に対しての手術加療による症例です。症例第5位はミエログラフィー検査で評価した後に行う手術加療の症例になります。

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
020230xx97x0xx 眼瞼下垂
-手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
57人 2.40 2.82 0.00% 70.68
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)
-その他の手術あり-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0
31人 5.39 4.28 0.00% 48.65
160200xx02000x 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)
-鼻骨骨折整復固定術等-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0
29人 4.45 4.63 0.00% 37.66
180060xx97xxxx その他の新生物
-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
28人 4.50 5.77 0.00% 40.71
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患
-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
14人 3.29 3.17 0.00% 41.93

解説

上位5症例は手術を伴う治療であり、症例数第1位の眼瞼下垂症手術は、患者さんの状態に応じて3種類の手術を行っています。局所麻酔下で両眼の治療するケースが多く、約3日間の入院期間となります。同じ眼の疾患で症例数第5位の眼瞼、涙器、眼窩の疾患は、眼瞼内反症手術を全身麻酔下で行うことが多く、約1週間弱の入院期間となります。症例数第2位は骨軟部腫瘍、第4位は悪性腫瘍に対する切除目的の入院です。症例数第3位は鼻骨骨折に対しての整復手術を目的とした入院です。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤
-手術なし-処置1:あり-処置2:なし-副病:0-0
170人 4.04 2.95 1.18% 61.28
010030xx03x0xx 未破裂脳動脈瘤
-脳血管内手術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
143人 7.26 8.94 2.10% 63.02
010070xx9910xx 脳血管障害
-手術なし-処置1:あり-処置2:なし-副病:0-0
62人 2.95 3.12 0.00% 66.85
100260xx9910xx 下垂体機能亢進症
-手術なし-処置1:あり-処置2:なし-副病:0-0
51人 3.98 5.81 3.92% 51.41
100260xx9700xx 下垂体機能亢進症
-手術あり-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-0
39人 16.49 16.06 0.00% 53.26

解説

症例数第1位及び3位は主にカテーテル検査目的の症例です。1泊2日もしくは、2泊3日の入院期間となります。症例数第2位は未破裂脳動脈瘤に対する脳血管内手術(カテーテル手術)の症例、第4位は下垂体機能亢進症による下垂体負荷試験の検査入院となり、前年度と概ね同じ症例となりました。そして症例数第5位は、前年度は脳内出血や脳血管の動静脈奇形の症例でしたが、今年度は腫瘍摘出術の手術症例となりました。

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
080140xxxxx2xx 炎症性角化症
-手術なし-処置1:0-処置2:2あり-副病:0-0
35人 2.00 2.56 0.00% 54.46
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)
-皮膚悪性腫瘍切除術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
31人 7.13 7.22 0.00% 78.52
080010xxxx0xxx 膿皮症
-手術なし-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0
12人 9.58 12.88 0.00% 59.42
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患
-下肢静脈瘤手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
11人 3.00 2.61 0.00% 64.09
180060xx97xxxx その他の新生物
-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
8人 5.00 5.77 0.00% 79.10

解説

症例数第1位は膿胞性乾癬に対するインフリキシマブ(レミケード)投与になります。症例数第2位は皮膚悪性腫瘍(癌)に対する単純切除術パス入院3日間ですが、植皮などされますと在院日数が長くなります。そして症例数第3位は膿皮症、蜂窩織炎など皮膚感染の症例であり、原疾患(持病)などがある方は在院日数が長くなる傾向があります。そして症例数第4位は下肢静脈瘤に対する抜去・切除術になります。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍
-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:0-0
114人 2.08 2.44 0.00% 71.58
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍
-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
72人 8.40 6.85 0.00% 76.33
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍
-前立腺悪性腫瘍手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
48人 12.88 11.19 0.00% 69.21
11013xxx01xxxx 下部尿路疾患
-膀胱結石、異物摘出術 膀胱高位切開術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
38人 17.00 15.20 0.00% 50.32
11001xxx01x0xx 腎腫瘍
-腎(尿管)悪性腫瘍手術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
28人 11.46 10.08 0.00% 63.36

解説

症例数第1位は前立腺針生検法施行の症例、第3位は腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術支援機器使用)施行の症例となります。症例数第2位は膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術 電解質溶液利用のもの)(アラグリオなし)施行の症例、第5位は腎癌に対する腎尿管悪性腫瘍手術施行症例となります。症例数第4位は尿道狭窄症に対する尿道形成手術施行症例となります。その他、腎臓・膀胱・前立腺・精巣の悪性腫瘍に対する手術・化学療法、腎移植後「腎移植後急性拒絶反応の疑い」における腎生検症例については、上位5症例には挙がっていませんが当科においては多い症例となります。

産婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常
-子宮全摘術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
66人 9.38 9.34 0.00% 36.17
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍
-子宮悪性腫瘍手術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
53人 10.83 10.10 0.00% 59.55
120170x199xxxx 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満)
-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
39人 25.05 20.10 5.13% 33.08
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍
-腹腔鏡下腟式子宮全摘術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
38人 6.32 5.93 0.00% 42.89
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍
-卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
38人 7.03 6.00 0.00% 50.61

解説

症例数第1位は分娩の異常による手術(帝王切開術、吸引娩出術など)、第2位は子宮頚・体部の悪性腫瘍手術、第3位は34週未満切迫早産の管理入院、第4位は子宮良性腫瘍(子宮筋腫など)の手術症例、第5位は卵巣の良性腫瘍手術の症例です。第5位の症例は前年度の上位症例には挙がっていない症例となります。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患
-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼
874人 2.41 2.54 0.00% 72.11
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く。)
-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
605人 2.92 3.08 0.00% 36.24
020160xx97xxx0 網膜剥離
-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼
203人 7.99 7.81 0.00% 57.19
020220xx01xxx0 緑内障
-緑内障手術 濾過手術-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼
148人 10.61 8.70 0.68% 71.39
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患
-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-両眼
143人 3.46 4.46 0.00% 74.34

解説

上位5症例はすべて手術を伴った治療です。症例数第1位の白内障手術は、同月内に2~3日間の入院期間で2回入院し、片眼ずつ治療を行うケースが主流となります。しかし近年では、1回の入院で同日に両眼の治療を行うケースや、一度の入院中に日を分けて片眼ずつ治療を行うケースが増加しています。白内障手術の症例の中には、術後合併症である眼内レンズ脱臼の治療も含まれます。症例第2位の斜視は、球後麻酔・全身麻酔での治療で、患者さんの状態に応じて5種類の手術を行っています。網膜剥離・緑内障は、加齢を伴う疾患であるため、白内障手術と併せて行うことが多くあります。

耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎
-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
197人 7.45 6.02 0.00% 53.65
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫
-鼓室形成手術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
100人 6.24 6.76 0.00% 40.17
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍
-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
39人 7.72 6.74 0.00% 61.31
030380xxxxxxxx 鼻出血
-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
33人 3.33 5.29 0.00% 68.21
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎
-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
30人 6.90 5.51 0.00% 48.23

解説

症例数第1位の慢性副鼻腔炎は内視鏡下での手術加療が主流となります。左右同時の手術が可能であり、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、鼻中隔弯曲症に対する手術が併施されることも多くあります。症例数第2位の中耳炎・中耳真珠腫は、状態によって耳小骨温存術、耳小骨再建術のいずれかの手術が選択され、術後3~5日で退院される場合が多いです。症例数第3位の腫瘍に対する治療は、外来通院による化学療法や放射線治療にて加療が行われる場合もあります。症例数第4位の鼻出血は、緊急入院による治療実績が大部分を占めており、出血の程度によっては鼻腔粘膜焼灼術が施行されます。症例数第5位の扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎では、緊急で扁桃周囲膿瘍切開術を施行する場合の他、抗生剤による点滴加療が行われる場合もあります。

放射線科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍
-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0
76人 7.86 9.89 0.00% 58.57
11001xxx97x0xx 腎腫瘍
-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
51人 6.04 11.66 0.00% 70.37
060050xx030xxx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)
-肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0
20人 8.90 7.38 0.00% 67.30
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)
-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
14人 6.57 10.24 14.29% 71.43
070040xx97x0xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。)
-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
13人 8.46 16.76 0.00% 54.31

解説

放射線科では、ラジオ波焼灼療法や血管塞栓術を積極的に実施しています。前年度の上位5症例と比較して、症例第4位の肝癌に対する血管塞栓術施行症例を除き、残り4症例はすべてラジオ波治療の症例となっており、症例数も前年度と比較して増加しています。特に症例第1位の肺癌に対するラジオ波治療は前年度40件に対し、76件と倍近くの症例数になっています。

麻酔科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
080020xxxxxxxx 帯状疱疹
-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
20人 14.20 9.29 0.00% 75.60
071030xx97xxxx その他の筋骨格系・結合組織の疾患
-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
15人 9.93 21.91 0.00% 50.27
010120xx99xxxx 特発性(単)ニューロパチー
-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
9人 2.33 6.07 0.00% 72.10
070341xx99x00x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0
9人 15.56 12.31 0.00% 57.80
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎
-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
8人 12.75 15.66 0.00% 74.30

解説

上位5症例に関しては、前年度と比較して順位の変動はありますが同症例となっています。症例数第1位は帯状疱疹、第2位は椎弓切除後症候群の症例になり、硬膜外ブロック、脊髄刺激療法等の疼痛除去が主な治療となります。症例数第3位は三叉神経痛に対して、ブロック治療施行の1泊2日入院の症例になります。

救急医学科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒)
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0
48人 3.19 3.62 12.50% 34.44
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折
-人工骨頭挿入術 肩、股等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0
42人 28.69 25.50 95.24% 79.60
180010x0xxx2xx 敗血症(1歳以上)
-手術なし-処置1:0-処置2:2あり-副病:0-0
16人 22.38 31.28 43.75% 74.63
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0
11人 15.09 8.38 36.36% 59.18
180010x0xxx3xx 敗血症(1歳以上)
-手術なし-処置1:0-処置2:3あり-副病:0-0
9人 34.67 37.35 44.40% 73.10

解説

救急医学科では救命救急センターに運ばれた患者さんの治療を行っており、治療する疾患は多岐に渡ります。その中でも、急性薬物中毒の治療をした症例が第1位となります。症例数第2位は、大腿骨の骨折の治療症例になります。第3位と第5位は敗血症の治療症例になります。症例には掲載されていませんが、当院は熱傷センターも併設していることから、重度熱傷の患者さんの受け入れ・治療も行っております。また、2020年3月より新型コロナウイルス感染症の中等症・重症患者の治療を行っており、現在でも新型コロナウイルス感染症で搬送されてくる患者は一定数いらっしゃいます。

新生児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満)
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
3人 7.33 11.01 0.0% 0.00
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上)
-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0
2人 7.50 6.07 0.0% 0.00

解説

低出生体重児の症例となっています。長期の入院となる新生児は小児科へ転科することが多いため、新生児科での平均在院日数は短くなります。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 114 53 36 127 47 17 1:UICC TNM分類 第8版
大腸癌 89 55 125 118 109 41 2:癌取扱い規約 第9版
乳癌 121 153 30 27 12 89 1:UICC TNM分類 第8版
肺癌 224 60 132 256 68 96 1:UICC TNM分類 第8版
肝癌 80 31 30 9 40 58 2:癌取扱い規約 第6版
  • 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

定義

胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんについて初発患者は、UICCのTNMから示される病期分類による退院実患者数を、再発患者(再発部位によらない、継続治療患者を含む)は、期間内の実患者数を集計しています。

いずれも集計期間内に複数回入院しても1例とカウントし、初発例としてカウントした患者は、再発例にはカウントしていない。TNM分類が不正確等でstageが不明な場合は、「不明」としています。

解説

がんのstageとは?
がんのstegeは、TNM分類を基本に分類します。がんの進行度や広がりを表しており、0期に近いほどがんが小さくとどまっている状態、Ⅳ期に近いほどがんが広がっている状態です。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 25 20.12 56.28
中等症 85 15.34 71.88
重症 21 19.19 79.14
超重症 13 27.08 75.31
不明 - - -

定義

入院契機傷病名および最も医療資源を投入した傷病名のICD10コードがJ13-J18$で始まるもので集計を行いました。

解説

この指標は、成人の市中肺炎(※注1)(2019年度様式1の肺炎重症度分類の7桁目=5に相当)につき、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を示しています。インフルエンザ等、ウイルス性肺炎、誤嚥性肺炎、小児肺炎は含まれていません。
重症度分類はA-DROPスコア(※注2)を用い、軽症~超重症の4段階で表記しています。重症度分類の各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類しています。

  • 市中肺炎:普段の社会生活の中でかかる肺炎。
  • A-DROPスコア:
    Age(年齢):男性70歳以上、女性75歳以上
    Dehydration(脱水):BUN21mg/dL以上または脱水あり
    Respiration:SpO2<=90%(PaO2 60Torr以下)
    Orientation(意識障害):意識障害あり
    Pressure(収縮期血圧):収縮期血圧90mmHg以下

    5点満点で、上記のうち1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点とカウントします。
    軽症:0点の場合
    中等症:1~2点の場合
    重症:3点の場合
    超重症:4~5点の場合(ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症とします。)
    不明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 209人 19.34日 76.48歳 44.31%
その他 46人 15.48日 72.28歳 4.71%
合計 255人 18.65日 75.72歳 49.02%

定義

最も医療資源を投入した傷病名が脳梗塞(ICD10がI63$)で集計を行いました。

解説

この指標は、脳梗塞の症例数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。
当院では脳卒中センターを開設しており、脳卒中などの救急疾患には24時間体制で対応しているため、発症日から3日以内の脳梗塞患者数が多くなっています。特にカテーテルを用いた再開通療法(血栓回収療法)に積極的に取り組んでおり、国内有数の治療件数です。また脳神経外科とともに、内科治療、カテーテル治療、外科治療の全ての中からベストと考えられる治療を提供します。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 242人 2.06 3.64 0.41% 69.82
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 103人 2.46 9.48 1.94% 77.25
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 86人 3.63 5.40 1.16% 73.85
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 42人 2.02 2.67 0.00% 61.67
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 25人 4.04 8.32 8.00% 77.32

血液腫瘍内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K921-31 末梢血単核球採取(採取のみ) 28人 2.75 5.71 0.00% 61.00
K921-32 末梢血単核球採取(採取、細胞調整及び凍結保存) 9人 4.78 9.00 0.00% 57.30
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) 6人 4.33 4.83 0.00% 56.80
K386 気管切開術 2人 36.00 40.00 0.00% 48.00
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 2人 83.50 31.50 0.00% 47.50

消化管内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 441人 1.05 1.20 0.00% 67.60
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 117人 2.39 9.79 2.56% 69.57
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 114人 1.00 4.20 0.00% 68.06
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) 96人 1.59 6.45 1.04% 73.27
K735-2 小腸・結腸狭窄部拡張術(内視鏡) 49人 1.67 2.49 0.00% 43.45

腎臓内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 35人 10.46 15.31 0.00% 68.69
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 24人 0.21 3.96 4.17% 75.83
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(1の実施後3月以内に実施) 6人 0.00 1.00 0.00% 80.20
K654 内視鏡的消化管止血術 4人 41.25 95.50 25.00% 87.50
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 2人 19.00 25.00 50.00% 79.50

肝胆膵外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 78人 3.56 10.13 0.00% 72.83
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 69人 2.28 4.17 0.00% 65.16
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) etc. 38人 2.92 6.71 2.63% 70.34
K7032 膵頭部腫瘍切除術 リンパ節・神経叢郭清等を伴う etc. 35人 7.46 25.23 0.00% 72.60
K695-21イ 腹腔鏡下肝切除術(部分切除)(単回切除) 31人 4.32 8.48 0.00% 73.00

小児外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 69人 0.35 0.16 0.00% 4.29
K6333 臍ヘルニア手術 45人 0.38 0.29 0.00% 2.49
K836 停留精巣固定術 12人 0.83 0.33 0.00% 1.83
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 11人 1.46 2.36 0.00% 12.18
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 6人 1.33 4.33 33.30% 35.70

消化管外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 etc. 85人 3.61 12.28 1.18% 70.93
K7462 痔瘻根治手術(複雑) 59人 1.63 1.48 0.00% 35.61
K7322ロ 人工肛門閉鎖術 腸管切除を伴うもの その他のもの etc. 50人 2.14 15.52 0.00% 44.06
K740-22 腹腔鏡下直腸切除切断術低位前方切除術(支援機器使用) etc. 49人 3.10 14.33 0.00% 68.18
K740-24 腹腔鏡下直腸切除・切断術(経肛門吻合を伴う切除術) 35人 4.00 24.20 0.00% 45.43

乳腺甲状腺外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 78人 1.87 10.03 0.00% 63.49
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 68人 2.15 4.04 0.00% 57.37
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 35人 1.94 13.03 0.00% 62.26
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 17人 0.88 3.59 0.00% 56.47
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う)) 8人 1.75 7.63 0.00% 48.38

心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 36人 2.11 10.17 5.56% 79.89
K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 27人 3.96 18.44 7.41% 74.00
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 23人 7.04 27.30 8.70% 69.65
K554-21 胸腔鏡下弁形成術(1弁のもの) etc. 23人 4.87 13.65 4.35% 59.17
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 20人 9.80 27.05 5.00% 73.60

呼吸器外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉超) etc. 114人 1.98 10.15 0.88% 72.73
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) etc. 49人 1.67 8.14 0.00% 73.31
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 42人 1.62 6.93 0.00% 73.45
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 33人 1.46 6.00 0.00% 72.88
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 22人 2.36 5.14 0.00% 32.18

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K0821 人工関節置換術 膝 etc. 151人 1.32 23.20 11.26% 70.83
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 40人 2.33 23.45 20.00% 72.68
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方又は後側方固定) 38人 4.55 31.16 36.84% 66.61
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術 躯幹 etc. 36人 1.00 5.42 0.00% 53.78
K0483 骨内異物(挿入物)除去術 下腿 etc. 32人 1.19 5.22 0.00% 48.59

形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 54人 0.07 1.43 0.00% 66.46
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) 19人 0.68 3.26 0.00% 51.05
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) 14人 0.43 2.07 0.00% 67.57
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) 11人 0.73 2.09 0.00% 22.36
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 11人 0.55 10.55 18.18% 81.82

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K1783 脳血管内手術(脳血管内ステント) 111人 1.23 5.57 2.70% 61.53
K178-4 経皮的脳血栓回収術 64人 0.08 18.55 65.63% 79.39
K1781 脳血管内手術(1箇所) 59人 1.12 18.53 25.42% 64.22
K171-21 内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術(下垂体腫瘍) 46人 1.78 12.48 0.00% 50.74
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 44人 5.68 29.18 27.27% 55.98

皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 42人 1.12 4.91 0.00% 77.52
K617-2 大伏在静脈抜去術 10人 1.00 1.00 0.00% 63.40
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) 6人 2.67 2.00 0.00% 63.50
K0021 デブリードマン(100cm2未満) 4人 25.50 10.50 0.00% 60.00
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術 躯幹 etc. 4人 2.50 5.75 0.00% 61.75

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 99人 2.08 5.32 0.00% 74.34
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 49人 1.45 10.59 0.00% 69.04
K8181 尿道形成手術 前部尿道 34人 3.38 11.71 0.00% 44.68
K007-2 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 27人 0.00 1.30 0.00% 76.11
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 18人 1.56 9.78 0.00% 69.06

婦人科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K890-4 採卵術 133人 0.00 0.00 0.00% 36.95
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 94人 6.32 6.78 0.00% 35.53
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 71人 10.47 7.04 0.00% 34.38
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの etc. 43人 0.93 5.07 0.00% 50.09
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 etc. 31人 1.00 5.10 0.00% 48.58

眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 959人 0.13 1.26 0.00% 72.54
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 443人 0.63 5.61 0.00% 63.08
K2422 斜視手術(後転法) 342人 0.57 1.18 0.00% 30.88
K2423 斜視手術(前転法と後転法) 159人 0.54 1.71 0.00% 55.23
K2683 緑内障手術(濾過手術) 156人 0.96 8.99 0.64% 71.08

耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 145人 1.09 5.33 0.00% 53.11
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 56人 1.23 5.50 0.00% 54.84
K305 乳突削開術 49人 1.25 4.45 0.00% 36.51
K3191 鼓室形成手術(耳小骨温存術) 38人 1.05 4.16 0.00% 46.26
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 etc. 29人 1.00 8.00 0.00% 24.69

放射線科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 113人 0.98 3.99 3.54% 60.22
K697-31ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cm以内)(その他) 95人 1.06 5.88 0.00% 57.53
K697-32ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cmを超える)(その他) 47人 1.00 6.70 0.00% 60.94
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 9人 1.44 6.11 0.00% 77.56
K668-2 バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術 4人 1.00 4.50 0.00% 67.00
  • K697-31ロ、K697-32ロは焼灼部位「肺、腎、骨、骨盤内、軟部腫瘍」を含みます。

麻酔科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K1901 脊髄刺激装置植込術(脊髄刺激電極を留置) 25人 0.00 15.04 0.00% 60.52
K1902 脊髄刺激装置植込術(ジェネレーターを留置) 16人 1.06 10.81 6.25% 52.75
K190-2 脊髄刺激装置交換術 7人 1.00 10.57 0.00% 58.86
K188-2 硬膜外腔癒着剥離術 6人 0.00 1.00 0.00% 46.33
K1344 椎間板摘出術(経皮的髄核摘出術) 3人 7.00 1.00 0.00% 71.33

救急医学科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢
K0461 骨折観血的手術 大腿 etc. 23人 3.74 20.52 91.30% 79.00
K0811 人工骨頭挿入術 股 etc. 18人 5.11 21.11 100.00% 79.00
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 9人 0.11 10.22 77.78% 66.44
K046-3 一時的創外固定骨折治療術 8人 0.25 29.13 75.00% 56.25
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術) 7人 0.43 5.29 42.86% 71.57

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 15 0.07%
180010 敗血症 同一 36 0.17%
異なる 22 0.11%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 114 0.54%
異なる - -

解説

この指標は医療資源を最も投入した傷病名が敗血症注1、播種性血管内凝固症候群注2、手術・処置等の合併症注3、その他の真菌症のうち、入院契機となった傷病名の同一性の有無を区別して症例数をカウントしました。
入院契機病名とは入院の原因となった病名であり、同一の場合とは入院後も主に入院契機病名に対して治療を行った場合であり、異なる場合とは、入院後に別疾患(この指標では敗血症、播種性血管内凝固症候群等)を発症し、入院契機病名よりも別疾患に対して治療を要した場合のことをいいます。

  • 敗血症:細菌などの感染症が原因で炎症が波状に起こり、多臓器不全になる病気。
  • 播種性血管内凝固症候群(DIC):様々な基礎疾患を原因として、全身性の小血管内に血液凝固異常から血栓を形成し、それにより凝固因子が消耗されて、血小板、フィブリノゲンなどが著しく低下し、二次的に著名な出血傾向を呈する病態。
  • 手術・処置等の合併症:創部感染や術後出血など、術後や処置後に起こってしまう病態。

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

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肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
2,391 2,334 97.62%

定義

分母は、「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2017年改訂版)」(日本循環器学会等)に準じて抽出しました。
分子は、肺血栓塞栓症予防管理料の算定もしくは抗凝固療法が行われた患者数です。

  • 肺血栓塞栓症:下肢および骨盤内などの深部静脈に生じた血栓が遊離して静脈血流によって肺に運ばれ、肺動脈を閉塞することにより呼吸循環障害を生ずる病態。

解説

国内において、肺血栓塞栓症を発症した場合の院内死亡率は14%と報告されています。そのうち40%以上が発症1時間以内の突然死であるとされており、臨床診断率の向上だけでは予後の改善は達成できないと言えます。よって、発症予防対策が必要不可欠です。当院では、肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した入院患者さんに対し、高い割合で予防対策を実施しております。

血液培養2セット実施率

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血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
1,168 747 63.96%

定義

分母は、細菌培養同定検査(血液)を算定した患者数のうち、血液培養オーダーが1患者1日毎に実施された日数を集計しました。
分子は、血液培養の実施回数が1日2回以上の日数を合計しました。

  • 血液培養:感染症の起炎菌決定のために患者さんの血液を採取して数日間培養する検査。

解説

血液培養は1セットのみの場合に偽陽性による患者さんへの過剰治療を防ぐため、2セット以上の提出を行うことが推奨されています。当院では、病院全体へ医療安全ニュース等を通じ重要性を熱心に広報活動した結果、院内の提出率が年々上昇しています。今後もこの水準の維持・向上を目標にします。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

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広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
1,720 419 24.36%
  • 初回の抗菌薬使用日までに細菌培養同定検査を実施した件数で計算しています。(入院日含む)

定義

分母は、広域スペクトルの抗菌薬が投与された患者さんを抽出しました。

  • 広域スペクトルの抗菌薬:ピペラシリン、カルバペネム系、テビペネムピボキシル、メロペネム水和物、ビアペネム、ドリペネム、イミペネム・シラスタチンナトリウム

解説

抗菌薬投与開始時に血液培養検査を行うことは、望ましいプラクティスです。

過去のデータ

更新履歴

  • 2024/09

    2023年度病院指標の公表

  • 2023/09

    2022年度病院指標の公表

  • 2022/09

    2021年度病院指標の公表

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〒663-8501 兵庫県西宮市武庫川町1-1

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