病院の会
第9回 学校法人兵庫医科大学連携病院の会を開催しました
平成29年2月21日(火)17時よりノボテル甲子園において第9回学校法人兵庫医科大学連携病院の会を開催しました。
この連携病院の会は129病院にご入会いただいており(2月21日現在)、当日は各病院の病院長をはじめ60名の会員の皆様と学内者46名の合計106名の方々にご出席いただきました。
会議におきましては、西宮、篠山、神戸の3キャンパスからの現状報告に引き続き、九州大学病院医療安全管理部教授・部長ならびに公益財団法人日本医療機能評価機構執行理事である後氏より「医療事故の収集、分析、再発防止により医療安全を推進する諸制度の現況について」と題した講演が行われ、その内容を以下の5点にまとめていただきました。
- "エラーに学ぶ"ことは国際的な潮流である
- 施設レベルのインシデント報告・学習システムが盛んに行われている。
- 国レベルでは、「医療事故情報収集等事業」「産科医療補償制度」「医療事故調査制度」がある。
- 1年を経過した「医療事故調査制度」に関する考察を加えつつ、「医療事故情報収集等事業」および、「産科医療補償制度」について解説した。特に「医療事故情報収集等事業」には国際的な関心が高まっている。
- それらの制度・事業を活用することで、医療の質と安全を確保し、社会に信頼される安心、安全な医療を提供することが重要である。
この講演のあと、兵庫医科大学病院医療安全管理部の高橋副部長より、本院での医療安全の取り組みについての講演が行われました。
会議の後、引き続き意見交換会を開催し、各病院間での活発な意見交換が行われ、本会の連携をさらに深めることができました。
第9回学校法人兵庫医科大学連携病院の会 プログラム
会議
- 挨拶
学校法人兵庫医科大学 理事長 新家 荘平 - 報告
- 西宮キャンパス報告
兵庫医科大学 学長 野口 光一
兵庫医科大学病院 病院長 難波 光義 - 篠山キャンパス報告
ささやま医療センター 病院長 太城 力良 - 神戸キャンパス報告
兵庫医療大学 副学長 藤岡 宏幸
- 西宮キャンパス報告
- 講演
座長 兵庫医科大学病院 副院長 医療安全管理部長 阪上 雅史
- 特別講演 「医療事故の収集、分析、再発防止により医療安全を推進する諸制度の現況について」
九州大学病院医療安全管理部教授 部長
公益財団法人 日本医療機能評価機構 執行理事 後 信 - 本院での医療安全の取り組み
兵庫医科大学病院医療安全管理部 副部長 高橋 敬子
- 特別講演 「医療事故の収集、分析、再発防止により医療安全を推進する諸制度の現況について」
意見交換会(19時~20時)
- 開会挨拶:兵庫医科大学病院 副院長 宮本 裕治
- 乾杯:尼崎中央病院 病院長 伊福 秀貴
- 閉会挨拶:兵庫医科大学 副学長 西口 修平