病院の会
第6回 学校法人兵庫医科大学連携病院の会を開催しました

谷澤 正明 氏

中医協DPC評価分科会会長
小山 信彌 氏
平成26年3月10日、ノボテル甲子園において第6回学校法人兵庫医科大学連携病院の会が開催されました。
この連携病院の会は平成26年3月10日現在で123病院にご入会いただいており、当日は会員病院の病院長をはじめ、医師・看護師・事務の方々51名と学内者68名の合計119名の方々にご出席いただきました。
今回のテーマは「診療報酬改定を考える」とし、田辺三菱製薬(株)谷澤正明氏より「平成26年度診療報酬改定のポイント~急性期医療・地域医療連携はいかに評価されるか~」、東邦大学特任教授であり、中医協DPC評価分科会会長である小山信彌氏より「26年度診療報酬改定から見たDPCの目指すもの」の演題で講演いただきました。
谷澤氏からは平成26年度診療報酬改定最大のテーマは入院医療・外来医療を含めた医療機関の機能分化であり、今回の改定は単なる通過点に過ぎず、改革のターゲットイヤーであり、団塊の世代が全員後期高齢者となる、2025年(平成37年)を見据えた病院運営が重要であること、小山氏からは、中医協DPC分科会長としての立場から、今後の外来、7:1看護、DPCの方向性について説明の後、最近の診療報酬改定はエビデンスに基づいて行われており、今後、制度が大きく変わろうとしているなか、各病院にとって重要なことは、最善の医療を提供し続けることであり、診療報酬改定はそれを評価している旨説明がありました。
講演の後、引き続き意見交換会が開催され大勢の参加があり、各病院間での活発な意見交換が行われ、相互の連携を深めることができました。
第6回学校法人兵庫医科大学連携病院の会 プログラム
会議
- 挨拶
学校法人兵庫医科大学 副理事長 波田 壽一
学校法人兵庫医科大学連携病院の会 会長 太城 力良 - 報告
- 西宮キャンパス報告
兵庫医科大学 副学長 西口 修平
兵庫医科大学病院 病院長 太城 力良 - 篠山キャンパス報告
ささやま医療センター 病院長 福田 能啓 - 神戸キャンパス報告
兵庫医療大学 副学長 末廣 謙
- 西宮キャンパス報告
- 講演
座長 兵庫医科大学病院 病院長 太城 力良
- 「~急性期医療・地域医療連携はいかに評価されるか~」
田辺三菱製薬株式会社 営業戦略部 主席 谷澤 正明 - 「26年度診療報酬改定から見たDPCの目指すもの」
東邦大学医学部 医療政策・渉外部門 特任教授
中医協DPC評価分科会 分科会長 小山 信彌
- 「~急性期医療・地域医療連携はいかに評価されるか~」
意見交換会(19時~20時)
- 開会挨拶:兵庫医科大学病院 副院長 難波 光義
- 乾杯:宝塚市立病院(宝塚市病院事業管理者) 病院長 妙中 信之
- 閉会挨拶:兵庫医科大学病院 副院長 阪上 雅史
学校法人兵庫医科大学
波田壽一 副理事長
兵庫医科大学
西口修平 副学長
兵庫医科大学病院
太城力良 病院長
ささやま医療センター
福田能啓 病院長
兵庫医療大学
末廣謙 副学長