武庫川女子大学の学生が見学に来られました。

1月11日(水)、武庫川女子大学生活環境学部生活環境学科2年生の学生約70名が「急性医療総合センター」の建設現場の見学に来られました。
これは、同大学の教授で一級建築士の資格を持つ三好庸隆教授の「施設計画論」の授業の一環で行われたもので、教室での講義だけでなく、建設現場を直接見ることでより深い理解を得ようとするものです。
始めに現場事務所で本学の施設整備課長から、急性医療総合センターの建設概要および現在設置が進められている免震装置についての説明が行われ、続いて建設現場の見学が行われました。
建設現場では安全面を考慮した結果、免震装置が設置されたピットまで降りることができませんでしたが、その周囲から現場を覗き込み、担当者の説明に熱心に耳を傾けていました。
見学後、再度現場事務所内で補足説明等が行われ、免震装置の交換を行う時には約22,000トンの地上7階建ての建屋をジャッキアップして行うこと、また、今は国の重要文化財にも指定されている大阪市中央公会堂では1999年から保存・再生工事が行われましたが、免震装置を挿入するために建物の基礎部分を切り離して、建物をジャッキアップした上で工事が行われたことには皆さん一様に驚きの表情をされていました。
投稿日:2012/01/11