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脳神経内科
ギラン・バレー症候群
ギラン・バレー症候群とは、末梢神経の障害によって、力が入らない、感覚がわかりにくい、しびれるなどの症状を起こす病気です。
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脳神経内科
球脊髄性筋萎縮症
私たちが手や足を動かすとき、脳からの指令は脊髄から末梢神経を通り、筋肉に伝えられることで筋肉が収縮します。「球脊髄性筋萎縮症(きゅうせきずいせいきんいしゅくしょう)」は、脳や脊髄にある運動神経細胞が減少し、顔(顔面、のど、舌)、手足の筋肉に力がはいらず、萎縮してしまう病気です。
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脳神経内科
重症筋無力症
私たちが手や足を動かすとき、脳からの指令は脊髄→末梢神経を通り、筋肉に伝えられ、筋肉が収縮します。この末梢神経と筋肉のつぎ目(神経筋接合部)では、末梢神経側からアセチルコリンが分泌され、それが筋肉側にあるアセチルコリン受容体に結合します。このアセチルコリン受容体が自己抗体により破壊されることによってこの病気が起こります
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脳神経内科
慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)
慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)とは、末梢神経に炎症が起こることによって、「手足の力が入りにくい」「感覚が分かりにくい」「しびれる」などの症状を起こす病気です。
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脳神経内科
頭痛
日本人全体の約4割が頭痛に苦しみ、そのうち仕事、学業、家事などに支障をきたすほどの頭痛を繰り返す片頭痛の患者さんは全部で約800万人、毎日60万人の方が片頭痛発作に苦しまれ、経済損失は年間2880億円にのぼると言われています。
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脳神経内科
パーキンソン病
パーキンソン病は、1817年にジェームズ・パーキンソンにより発表された病気で、アルツハイマー病に次いで多い神経変性疾患です。
中高年で発症することが多いのですが、若年で発症することもあります。 -
脳神経内科
てんかん
てんかんは大脳の神経細胞の過剰興奮によって、反復性発作を生じる慢性の神経疾患です。発症頻度が高く、人口の約1%におこります。てんかんは小児の病気と思われていましたが、最近の疫学研究によって、65歳以上の高齢者でも多いことが分かってきました。