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アレルギー・リウマチ内科
全身性強皮症
全身性強皮症は、英語でSystemic Sclerosis、略してSScと呼ばれます。Systemicとは「全身の」という意味で、病気が全身の臓器に多彩な症状を引き起こすことを示しています。Sclerosisとは「硬化症」、つまり代表的な症状である皮膚の硬化から名づけられました。「膠原病(こうげんびょう)」の一つで、厚生労働省の指定難病です。
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アレルギー・リウマチ内科
魚アレルギー
日本は魚介類の消費量が多いこともあり、成人発症の食物アレルギーの原因食物は第1位が甲殻類、第3位が魚類となっています。魚を食べた後にアレルギーが出た場合、「①魚アレルギー」「②アニサキスアレルギー」「③ヒスタミン中毒」が考えられます。
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アレルギー・リウマチ内科
食物アレルギー
摂取した食物が原因となり免疫学的機序(体を守る働きを免疫と言います)を介してじん麻疹・湿疹・下痢・咳・喘鳴(ゼーゼー)などの症状が起こることを食物アレルギーといいます。
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アレルギー・リウマチ内科
関節リウマチ
関節リウマチは自己免疫的機序によって起こり、慢性に経過する多関節炎を特徴とする疾患です。関節内の滑膜と呼ばれる組織に持続的な炎症(滑膜炎)を呈することが主な病態です。
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アレルギー・リウマチ内科
全身性エリテマトーデス(SLE)
SLEは、外敵(バイ菌など)から自分を守る免疫システムが自分自身を攻撃してしまう病気です。自己抗体(特に抗DNA抗体)が過剰に産生され、それが自分の細胞の中の核の成分(DNAなど)と結合して免疫複合体を作り、それが組織に沈着して炎症が引き起こされることで、皮膚、関節、肺、腎臓、中枢神経など多臓器にさまざまな症状が起こると考えられています。