-
小児科
低身長症
低身長とは、平均から標準偏差の2倍以上身長が低い状態を指します。100人のうち、2~3人くらいの子どもが当てはまります。身長自体が低い場合に加え、成長率(身長の伸び率)の低下も診察が必要となる場合があります。低身長や成長率の低下は、特定の原因により起こるものとそうでないものがあります。特定の原因により起こる低身長の中には、治療が可能なものがあります。
-
小児科
食物アレルギー
食物アレルギーとは、免疫学的な仕組みを介して、食物により身体にとって不利益な症状が引き起こされることを言います。
-
小児科
てんかん(小児)
てんかんは「脳細胞から発射される電気信号が乱れて体に何らかの症状(てんかん発作)が出現し、それを繰り返す」といった脳の慢性疾患の総称ですが、はっきりとした原因はよく分かっていません。
-
小児科
慢性腎炎
腎炎は正確には「糸球体腎炎」と呼び、腎臓の糸球体(毛細血管で形成された顕微鏡レベルの小さな塊)に病変が生じます。「慢性腎炎」とは、1年以上の長期間にわたり病変が持続することをさしますが、ひとつの病気の名称ではなく、長い経過をたどる複数の腎炎の総称です。また、慢性腎炎の中で最も頻度が高い腎炎を「IgA腎症」といいます。
-
小児科
慢性頭痛
大人と同様に、子どもたちも慢性的な頭痛(3カ月を超えて繰り返す頭痛)を訴えることがあります。慢性的な頭痛は、特に原因のない「一次性頭痛」と、原因のある「二次性頭痛」に分けられます。ここでは、一次性頭痛について説明します。
-
小児科
尿路感染症
尿路感染症は、私たちの腸内にいる大腸菌などの細菌が「尿の出る場所」から「尿の通る経路」に入ることで起こります。尿道や膀胱の中で感染がとどまっていると尿道炎や膀胱炎を起こり、細菌が腎臓まで侵入すると尿管炎や腎盂(じんう)腎炎を起こします。
-
小児科
ネフローゼ症候群
ネフローゼ症候群は尿からタンパク質がもれて、血液中のタンパク質であるアルブミンが少なくなることで体全体がむくむ病態の総称です。
-
小児科
筋ジストロフィー、脊髄性筋萎縮症(子どもの筋疾患)
筋ジストロフィーは、筋細胞が徐々に壊れていくことにより、進行性の筋力低下を認める遺伝性の疾患です。
-
小児科
新生児疾患
低出生体重、呼吸障害、先天異常などを有する赤ちゃんは、適切な治療を行わないと生命にかかわることもあります。当院の新生児集中治療室ではそのような赤ちゃんに対し、高度な技術によって一人ひとりに合った治療を行っています。
-
小児外科
胆道閉鎖症
妊娠末期ないし生後早期に肝外胆管の一部または全部が線維性閉塞を来たし、胆汁を腸管へ排泄できない疾患です。
-
小児外科
先天性胆道拡張症
総胆管を含む胆道系が先天的に拡張をきたし、さまざまな症状が出る疾患です。膵胆管合流異常を伴っています。
-
小児外科
ヒルシュスプルング病
肛門側腸管の腸管壁内神経細胞の先天的欠如に起因する機能的腸閉塞症です。神経細胞の欠如は常に肛門から口側にいたる肛門側腸管に限局しています。