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形成外科
粉瘤(ふんりゅう)
粉瘤(別名:アテローム、表皮嚢腫<ひょうひのうしゅ>)とは、皮膚に袋状の構造物ができてしまい、その袋の中に角質や皮脂がたまって徐々に大きくなっていく良性の皮下腫瘍です。
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形成外科
ほくろ
「ほくろ」とは、母斑細胞が増殖してできた良性の小さなできもののことをいいます。
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皮膚科
蜂窩織炎(ほうかしきえん)
蜂窩織炎は、皮膚と皮下の脂肪組織に生じる細菌感染症です。
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皮膚科
帯状疱疹(たいじょうほうしん)
体の左右どちらか一方にピリピリと刺すような痛みが起き、続いて赤い斑と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。
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皮膚科
白癬(はくせん)
白癬は、白癬菌と呼ばれる真菌(カビ)によって生じる感染症です。代表的なものが足に生じる足白癬で、いわゆる「水虫」です。
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形成外科
原発性腋窩(えきか)多汗症
腋窩多汗症は、ワキの下から過剰な量の汗が出てしまう状態で、特に体温が上昇したり精神的に緊張した状態ではこの症状が顕著となります。腋窩多汗症は腋臭症、いわゆるワキガの原因となります。原発性腋窩多汗症は、ホルモンや神経の異常など、何らかの原因があって汗が出る続発性腋窩多汗症とは異なり、原因となる病気がないのに起こる状態をいいます。
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皮膚科
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、痒みを伴う湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す皮膚疾患です。アトピー性皮膚炎の患者さんの多くは「アトピー素因」を持ちます。
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形成外科
ケロイド
ケロイドは、虫刺されや毛嚢炎(もうのうえん)などの微細な炎症や外傷、熱傷、手術創から発生し、創傷の範囲を超えて周囲の正常皮膚にも増殖拡大する隆起性の病変のことです。
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形成外科
肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)・傷あと
外傷や熱傷、炎症、手術創(手術でできた傷の部位)は、通常、時間とともに落ち着き、成熟瘢痕(せいじゅくはんこん:白い傷あと)になりますが、まれに赤くミミズ腫れのように盛り上がって目立つ傷になることがあります。これを「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」と呼びます。
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皮膚科
尋常性乾癬(かんせん)
皮膚では常に新しい細胞が作られ、垢としてはがれていく「ターンオーバー」を繰り返しています。乾癬の患者さんの場合、その周期が極端に短くなり、不完全な角質がフケのようにボロボロとはがれてしまう特徴的な皮疹が現れます。
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皮膚科
皮膚がん
皮膚の細胞が悪性化したものを皮膚がんと呼びます。悪性度が高い「悪性黒色腫(メラノーマ)」、日本人で最も多い皮膚がんの「基底細胞がん」、カリフラワー状になる「有棘細胞がん」、陰部や脇に出現する「乳房外パジェット病」などが代表的です。
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ペインクリニック部
帯状疱疹関連痛
帯状疱疹は、体内の水痘・帯状疱疹ウィルスが再活性することで発症します。子供の頃にこのウィルスに初めて感染すると水ぼうそうを発症します。水ぼうそうが治った後も、このウィルスは神経節という脊髄神経の根本の部位に潜伏しています。