遺伝子医療部
ご挨拶
適切な遺伝医療の提供を実践
遺伝子医療部は、全国に先駆けて1988年に開設された臨床遺伝部を充実・発展させた組織です。適切な遺伝カウンセリングと最先端の遺伝学的検査を実践し、遺伝性・先天性疾患を持つ方やご家族の支援を行っています。具体的には、出生前診断や先天性疾患(染色体異常症や遺伝子疾患など)、遺伝性腫瘍(遺伝性乳癌、卵巣癌など)の遺伝カウンセリングや遺伝学的検査による診断を行っています。遺伝の関わる問題についてご心配の患者さんは、直接または主治医の先生を通じてご相談ください。
宮﨑 彩子
(みやざき あやこ)
部長
部門の役割
主に次の①から④の領域の遺伝子医療を提供しています。全て予約制ですので、お電話でお問い合わせください。
①遺伝カウンセリング:
先天性疾患や神経疾患、先天性難聴など遺伝に関係する疾患についての遺伝カウンセリングを行っています。必要に応じて染色体検査・遺伝子検査を行っています。
②出生前診断:
産科婦人科と連携して遺伝カウンセリングと遺伝子検査・染色体検査を行っています。※出生前診断については、 専用ホームページ をご覧ください。
③腫瘍の遺伝学的診断:
遺伝性腫瘍に関する遺伝カウンセリングと遺伝子検査を行っています。
④がんゲノム医療についても遺伝カウンセリングの必要な方に対応しています。
対象疾患・診療内容
① 先天性疾患・遺伝性疾患
生まれつきの病気や、遺伝が関係する病気について、各診療科と連携して診療を行っています。
遺伝が関係するさまざまな疾患について、病気の特徴や遺伝の仕組み、家族への影響などについて遺伝カウンセリングを行い、必要に応じて染色体検査や遺伝子検査などの遺伝学的検査を実施しています。
② 出生前診断
基本的に、産科婦人科の「出生前診療外来」として診療を行っています。
妊娠中のお子さんの病気や染色体・遺伝子の変化について調べる出生前診断を行っています。
高年妊娠など一般的な対象の方だけでなく、特定の遺伝性疾患のある方や、ご家族に遺伝性疾患のある方など、さまざまなご相談に対応しています。
十分な遺伝カウンセリングを行ったうえで、必要に応じて、確定診断検査である羊水検査や、母体血を用いた出生前遺伝学的検査(NIPT)などの非確定的検査を実施しています。
*2026年7月からは、13・18・21番染色体の数の異常を対象とした通常のNIPTに加えて、全染色体を対象としたNIPT臨床研究「胎児疾患に対する非侵襲性出生前遺伝学的検査による解析」を開始しました。
出生前診断については専用ホームページを開設しています。詳しくは、出生前診断専用ホームページをご覧ください。
③ 遺伝性腫瘍
乳がん、卵巣がん、大腸がんなどの一部には、遺伝的な要因によって発症しやすくなる「遺伝性腫瘍」があります。
ご本人やご家族のがんの発症状況などから遺伝性腫瘍が疑われる場合には、遺伝カウンセリングを行い、必要に応じて遺伝学的検査を実施しています。
遺伝性腫瘍と診断された場合には、ご本人の治療や今後の健康管理だけでなく、ご家族への影響についても検討し、適切な検診や発症予防の方法についてご案内します。
遺伝学的検査によって遺伝性腫瘍であることが分かった場合には、通常より早い年齢から検診を開始したり、より頻回に検診を受けたりするなど、早期発見や発症予防のための対策を検討することができます。
④ 発症前診断
ご家族が遺伝性疾患と診断されている方を対象に、まだ症状がない段階で、将来その疾患を発症する可能性を調べる「発症前診断」について、遺伝カウンセリングと遺伝学的検査を行っています。
神経筋疾患など、現時点で有効な治療法や予防法が確立していない疾患については、検査結果を知ることによる心理的・社会的な影響についても十分に検討する必要があります。
そのため、検査を受けることのメリットやデメリットについて十分に検討できるよう、複数回の遺伝カウンセリングを行ったうえで、検査を実施しています。
⑤ がんゲノム医療
当院は、エキスパートパネルを実施することができる「がんゲノム医療連携病院」として指定されています。
がんセンターと連携し、患者さん一人ひとりのがんの遺伝子情報を調べ、その特徴に応じた治療方針の検討するがんゲノム医療を行っています。
がんゲノム医療の検査結果から遺伝性腫瘍が疑われる場合や、遺伝学的検査について詳しい説明が必要な場合には、遺伝子医療部で遺伝カウンセリングを行っています。
診療実績
当部門の受付
当部門への各種お問い合わせを行っております。
- 電話番号
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8:30〜16:45(月〜金曜)
受付場所
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再診の方
病院棟2階の再来受付機でお手続きください
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初診の方
病院棟2階「1初診受付」にお越しください
当部門のより詳しい情報は専門サイトをご覧ください。