研修プログラムの概要と特徴
研修方式は厚生労働省の指針に従って行われます。
たすきがけプログラム
研修1年目は兵庫県指定のへき地医療拠点病院で研修を行い、研修2年目に兵庫医科大学病院、または協力型臨床研修病院・研修協力施設で研修を行う。
へき地医療拠点病院では内科6ヶ月、救急部門を3ヶ月ローテーションし、自由に選択できる期間を3ヶ月間とする。
研修2年目の兵庫医科大学病院・協力型臨床研修病院・研修協力施設での研修は自由に選択できる期間を11ヶ月とし、残り1ヶ月を地域医療での研修とする。
研修2年間で地方と都会の医療の両方を経験し、多様な患者に対応する臨床技能を習得できるプログラムである。
研修方式
原則として2年間に次の要件を充足するよう研修計画を立て研修を行う。
たすきがけプログラム
必修科として、1年目は内科6ヶ月、救急部門3ヶ月、2年目には地域医療1ヶ月の研修を行う。
選択科として、14ヶ月の研修を行う。
選択科の期間の中で、選択必修科目5科(外科・麻酔科・小児科・産婦人科・精神科)のうち2科以上を選択することを必須とする。また、選択必修科目として外科を選択する場合は、1年目に選択することを必須とする。
なお、研修1年目は兵庫県指定のへき地医療拠点病院で研修を行い、研修2年目は兵庫医科大学病院、または協力型臨床研修病院・研修協力施設で研修を行う。
- 研修プログラム参照
研修プログラム
定員2名予定
Aコース
最低限の必修科のみを設け、それ以外の期間は研修医の志向に応じて自由に研修先を選択できるコース
- 1年目(必修科目)内科6ヶ月、救急部門3ヶ月 (選択科目)各診療科を3ヶ月
- 2年目(必修科目)地域医療1ヶ月 (選択科目)各診療科を11ヶ月
1年目 へき地医療拠点病院(※1)で研修を行う
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
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内科(必修) | 救急部門 (必修) |
選択科 ※2 |
2年目
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
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地域医療 (必修)※3 |
選択科 ※2 |
- へき地医療拠点病院は兵庫医科大学ささやま医療センター、公立八鹿病院、公立宍粟総合病院、西脇市立西脇病院、製鉄記念広畑病院のいずれかから研修先を選択する。
- 1年目及び2年目の選択科の期間中に選択必修科目5科(外科・麻酔科・小児科・産婦人科・精神科)のうち2科以上を選択することを必須とする。また、選択必修科目として外科を選択する場合は、1年目に選択することを必須とする。
- 到達目標達成科目である小児科、産婦人科を選択しなかった場合、地域医療研修である兵庫医科大学ささやま医療センター・公立八鹿病院・公立宍粟総合病院・高砂西部病院・神戸アドベンチスト病院・西脇市立西脇病院での研修期間の一部において小児科、産婦人科研修を行い、到達目標を達成させる。