超音波センター
消化器(腹部)超音波検査は、肝胆膵領域の臓器のみならず消化管や腎臓・婦人科領域など急性腹症をはじめとする初期診療に重要な画像検査であり、近年CTやMRIなどを中心とした画像検査の進歩は著しいが、地域医療や急性期疾患の一次医療を考えると簡便性、非侵襲性、可動性を併せ持つ超音波検査による初期診断の重要性は揺るぎない。被爆もなく簡便に診断から治療までの過程を医師自身でできることは重要である。短期間で超音波検査に慣れること、スクリーニング検査までできるようになることを目標としている。
経験できる主な症例
急性/慢性肝炎、急性/慢性胆嚢炎、急性/慢性膵炎、肝胆膵脾腫瘍、炎症性腸疾患を含んだ腸炎、虫垂炎、イレウス、消化管腫瘍、泌尿器科腫瘍、下肢静脈など
経験できる手技・スキル
主に消化器疾患に対するスクリーニング技術の習得を目標としている。希望に応じて消化器疾患以外の検査も経験可能である。
週間スケジュール
月曜日 | 超音波検査 |
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火曜日 | 超音波検査(肝生検 見学) |
水曜日 | 超音波検査、症例カンファレンス |
木曜日 | 超音波検査(肝腫瘍 局所治療 見学) |
金曜日 | 超音波検査(肝生検 見学) |
土曜日(第一・三週) | 超音波検査 |