アレルギー・リウマチ内科
当科は兵庫県で膠原病が集まる数少ない施設のひとつであり、SLE、皮膚筋炎、血管炎など難治性膠原病病態を中心に診療を行っています。免疫系の疾患は、1つの病態が全身臓器に関連するため、偏りのない知識が必要で、総合内科としての技能も養え、さらに免疫抑制剤使用中の日和見感染を含めたさまざまな感染症も経験でき、初期の内科研修に最適です。急変や緊急処置などはあまり経験できませんが、その反面、1つ1つの症例に時間をかけて考えることができます。学生時代から‘膠原病は難しい’とイメージをされる人が多いのですが、実際にみてみると考え方が変わりますので、興味がある方はぜひ研修してみてください。
経験できる主な症例
関節リウマチ、シェーグレン症候群、SLE、多発性筋炎・皮膚筋炎、全身性強皮症、混合性結合組織病、血管炎症候群、成人スチル病、ベーチェット病、血球貪食症候群、間質性肺炎、食物アレルギー、薬物アレルギー、気管支喘息、好酸球増多症など
経験できる手技・スキル
身体診察、中心静脈穿刺、腰椎穿刺、胸腔穿刺、関節エコー、口唇生検など
週間スケジュール
月曜日 | 朝レクチャー、病棟研修 | 病棟研修、新入院回診 |
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火曜日 | 関節エコー、病棟研修 | 病棟研修 |
水曜日 | 病棟研修 | カンファレンス、抄読会 |
木曜日 | 外来初診研修 | 病棟研修、口唇生検(希望者のみ) |
金曜日 | 病棟研修 | 病棟研修、重症回診 |
土曜日(第一・三週) | 病棟研修 | - |