肺がんをはじめ呼吸器疾患に苦しむ方々が増加の一途をたどる一方、全国的に呼吸器内科医は不足しており、時代は呼吸器内科医を切望しています。その時代の要請に応えるべく、当科は特に肺がん・胸膜中皮腫といった胸部悪性腫瘍の診断・治療はもとより、呼吸器領域に幅広い知識と技術を有する呼吸器内科専門医の育成を最優先課題としています。

そのため、若手医師が早期に呼吸器領域の各種専門医資格の取得が可能となる、当科独自の医局一丸となったサポート体制を構築しておりますし、同時に、希望者には可能な限り早期学位取得を目標とし、きめ細やかな教育による論文作成指導を行い、実際に成果を挙げております。

現在、医師を取り巻く環境は非常に厳しいものとなっています。当科にはこの厳しい時代をひとりの医師としてどのように生き抜いていくか、道に迷ったときに、あたたかく、時に厳しく医師のあるべき姿を力強く導くことのできる、個性豊かな指導医が多数います。女性医師も多数在籍しており、勤務時間・勤務形態の相談はもちろん、産休等が必要となった場合も医局全体でバックアップすることを約束します。ほんの少しでも当科に興味をお持ちになられましたら、まず御一報ください。

※要望講座：若手医師より要望のあるときのみに開催