下部消化管外科
大腸悪性疾患を中心に診療にあたっており、大腸がん(結腸がん、直腸がん、再発大腸がん)の年間手術症例数は、約200件で年々増加傾向にあります。当科の診療の特徴は、3点あります。
- 全例、内視鏡外科技術認定医が複数名で手術を施行。当科では5名が技術認定医の資格を持っており、当院で研修、取得されました。
- 直腸がん手術に対する多彩なアプローチ。大学病院では必然的に直腸がんの割合が増加します。ロボット下直腸がん手術では3名の術者がすでに70例を超える手術を施行しています。
- 拡大手術、局所再発手術への挑戦。当科の1つの大きな研究テーマである拡大手術、局所再発手術についても症例数が増加しています。近畿圏内はもちろん、全国から患者さんが紹介されています。
経験できる主な症例
ヘルニア、虫垂炎、大腸がんなど、腹部全体に渡る疾患に対応します。
経験できる手技・スキル
後期研修医はヘルニア手術、人工肛門閉鎖造設、虫垂炎手術から開始、卒後6,7年目になると大腸手術を執刀してもらうようにしています。さらに関連病院先での研修と積み、卒後10年目を超えると内視鏡外科学会技術認定医の取得を目指します。
週間スケジュール
月曜日 | 外科合同カンファレンス、手術、外来 |
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火曜日 | 外来、病棟業務 |
水曜日 | 手術、外来、外科カンファレンス、リサーチカンファレンス |
木曜日 | 術前カンファレンス、手術、外来 |
金曜日 | 外来、病棟業務 |
土曜日(第一・三週) | 病棟業務 |