よくあるご質問
Question
胃もたれや胃の痛みがあり、何度か病院で検査をしましたが、異常なしと言われました。何か治療法はありますか?
当科では、うまく付き合っていく方法をサポートします。
胃内視鏡検査で食道炎や胃潰瘍、胃がんといった病気がなく、他、超音波検査や腹部CT検査で膵がんや胆石などの病気が認められない場合でも、胃の症状で困っておられる方は実は数多くいらっしゃいます。このように胃の症状があるのに検査では明らかな異常を認めない疾患を機能性ディスペプシア(FD)といいます。
生命にかかわる病気ではありませんが、つらい症状により、患者さんの生活の質を大きく低下させてしまう病気です。病態はまだまだ解明されておらず、胃運動機能低下や知覚過敏、ストレスなど様々な要因が関係していると考えられています。
一般的な治療としては、生活習慣の改善や、薬物療法、H. pylori除菌療法、心理療法などが挙げられます。薬物療法としては、酸分泌抑制薬、消化管運動機能改善薬、漢方薬、抗うつ薬、抗不安薬などが用いられます。
胃潰瘍のように目にみえる異常がないため「完治した」という状態が分かりにくい病気です。
当科では、うまく付き合っていく方法をサポートします。
Question
食後に胸やけがする、ゲップが出たり、喉に酸っぱいものや苦いものが上がってくる感じがして困っています。
逆流性食道炎が疑われます。まずは当科を受診してください。
逆流性食道炎が疑われます。食生活の欧米化、ピロリ菌感染率の低下、高齢人口の増大などにより、近年増加傾向にあります。まずは当科を受診してください。
内視鏡的に食道炎を認めないにもかかわらず、胸やけなどの症状が存在する場合もあります。当科では、酸逆流の程度や食道運動を測定する特殊検査装置を用いてより高度で詳細な診断が可能です。
Question
胃がんに対する治療で抗がん剤の腹腔内投与治療は行っていますか?
抗がん剤の腹腔内投与は行っておりません。
現在、臨床試験登録は終了しており、抗がん剤の腹腔内投与は行っておりません。
Question
ピロリ菌の除菌はどんな治療ですか?
胃酸の分泌を抑える薬と2種類の抗菌薬を同時に1日2回7日間内服していただきます。
胃酸の分泌を抑える薬と2種類の抗菌薬を同時に1日2回7日間内服していただきます。1次除菌の成功率は約75%です。1次除菌で除菌成功しなければ、抗菌薬の種類を変更した2次除菌までは保険適応があり、成功率は約95%といわれております。しかし2次除菌では成功しない例もあり、自費にはなりますが、3次除菌も行っております。
すべての治療が終了した後、4週間以上経過してから、ピロリ菌を除菌できたかどうかの検査(尿素呼気試験、便中抗原測定法など)を行います。この検査でピロリ菌が残っていなければ除菌成功となります。
Question
大腸内視鏡検査を受けるにあたり、家が遠いので下剤を飲んで検査時間に間に合うようにこれるかが心配です。
当院に来院してから下剤を飲んで検査を受けることができます。
当院に来院してから下剤を飲んで検査を受けることができます。朝9:30に来院していただき、下剤を飲み始めます。便がきれいになり次第、午後からの検査となります。検査予約時にお申し出ください。
Question
胃カメラを受ける際、口からか鼻からかを選ぶことはできますか?
口から(経口)でも鼻から(経鼻)でも受けていただくことができます。
経鼻の場合、カメラがのどを通過するときの苦痛は少なく、苦しい思いをあまりせずに検査を受けることができます。デメリットとしては、鼻出血など鼻粘膜が傷つく恐れがあること、スコープが細い分、画質が劣り、精密検査や処置ができないことが挙げられます。また、鼻腔が狭いと挿入できないがあります。(その場合は、経口に変更して行います。)
Question
内視鏡検査の費用はいくらぐらいかかりますか?
3割負担の方で、胃内視鏡検査は約5,000~13,000円、大腸内視鏡検査は約6,000~16,000円程度です。
3割負担の方で、胃内視鏡検査は約5,000~13,000円、大腸内視鏡検査は約6,000~16,000円、大腸ポリープ切除は約20,000~30,000円です。検査のみの費用で、組織検査の有無や治療内容等により料金が変わってきますので、あくまで目安です。
Question
内視鏡検査はつらいと聞きますが、眠って受けることは可能ですか?
鎮静剤を使用して検査を行うことも可能です。
鎮静剤を使用することで、緊張を和らげ、苦痛を軽くします。
検査が終わった後、薬の効果が切れるまで2時間休んでから帰宅していただきます。
また当日、車やバイク、自転車の運転はできませんのでご了承ください。
(緑内障等、既往によっては使用できない場合があります。)
Question
内視鏡検査はどれぐらい時間がかかりますか?
胃カメラの場合は約10分、大腸カメラの場合は約20-30分程度です。
実際に内視鏡している時間は、通常の検査であれば、胃カメラの場合は約10分、大腸カメラの場合は約20-30分程度です。精密検査や処置を行う場合は、これより長くかかる場合があります。
Question
胃と大腸の内視鏡検査を同日に受けることは可能ですか?
原則、別の日に予約をさせていただいております。
なかなか都合がつかない等ございましたら、一度外来でご相談ください。
Question
胃や大腸の内視鏡検査は電話予約や電話での日時変更はできますか?
胃や大腸の内視鏡検査は、電話での検査予約や日時変更は行っておりません。
まずは当科外来を受診していただき、問診や検査方法などを説明させていただいた上で予約を取得させていただいております。日時変更につきましては、お手数ですが再度外来を受診してください。
また、近隣のかかりつけの医院から、医療支援センターを通じて内視鏡検査の予約をしていただけます。
Question
外来受診日当日に、内視鏡検査を受けることは可能ですか?
原則翌日以降の予約となります。
緊急性がある場合を除いて、原則翌日以降の予約となります。
受診時に日程をご相談ください。
Question
外来でレミケードの点滴投与はできますか?
外来化学療法室を事前に予約することで投与が可能です。
外来化学療法室を事前に予約することで投与が可能です。ただし、初回の導入時(3回目まで)や投与時にアレルギー反応のある方は、入院での投与となります。
Question
土曜日に外来はありますか?
第1・3週のみ再診の方に限って予約外来を行っています。
第1・3週のみ再診の方に限って予約外来を行っています。