部門について

ご挨拶
2015年には総合周産期母子医療センターに指定されています。
ハイリスク妊娠・分娩の管理、低出生体重児や外科疾患などの重症新生児の治療など、母体・胎児・新生児に対する医療を行うとともに、精神的・社会的にもお母さん・赤ちゃんが安心して生活できるようサポートします。
竹島 泰弘 (たけしま やすひろ) センター長/主任教授
部門内体制
NICU(新生児集中治療室)15床、GCU(新生児回復室)12床、妊婦の集中治療室であるMFICU(母体胎児集中治療室)6床を備え、出生体重1000g未満の超低出生体重児の管理をはじめ、外科疾患や先天性代謝異常症など多彩な病態の新生児管理に常に対応できる体制を整えています。
部門の役割
阪神地域を中心に、品胎を含む多胎妊娠・前置胎盤・自己免疫疾患合併妊娠・糖尿病合併妊娠・精神疾患合併妊娠などの合併症妊娠や、常位胎盤早期剥離や妊娠高血圧症候群・産科危機的出血など産科救急症例の他施設からの受け入れを積極的に行っています。
また、重症新生児に対する脳低体温療法や血液透析療法にも対応し、染色体異常疾患や遺伝性疾患など小児外科疾患を含むハイリスク新生児の受け入れ対応も可能です。さらに、赤ちゃんに疾患があっても安心して地域で暮らしていけるよう地域行政、在宅コーデイネーターなどとも、密に連携をとっています。
胎児期から退院後まで、母体・新生児の疾患のみならず、家族のメンタルケアや育児支援を含めたサポートを心がけています。
高度な専門医療
上記(部門の役割)に記載しましたように、ハイリスク妊婦・重症新生児に対する高度医療を実践しています。
診療実績
2022年の診療実績
入院総数 | 426 |
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出生体重1500g未満 | 26 |
正常分娩 | 200 |
異常分娩 | 221 |
2021年の診療実績
入院総数 | 464 |
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出生体重1500g未満 | 28 |
正常分娩 | 164 |
異常分娩 | 296 |
2020年の診療実績
入院総数 | 460 |
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出生体重1500g未満 | 36 |
正常分娩 | 164 |
異常分娩 | 326 |