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整形外科

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診療科について

ご挨拶

整形外科は運動器、全身の自分で動かせる部位の頭部以外の首から下の背骨や四肢を専門としております
運動器の障害、運動器疾患は外傷、怪我による骨折や脊椎脊髄損傷、特発性側弯症などの小児の疾患、加齢性の変性に伴う腰椎椎間板ヘルニアや成人脊柱変形、変形性関節症、関節リウマチなどの炎症性疾患、化膿性脊椎炎や結核などの感染症、骨肉腫などの骨腫瘍や軟部腫瘍など背骨から四肢の関節、骨、靭帯、筋肉、神経に到るまでたくさんあります。
運動器の障害は患者さんの活動性、生活の質に直結します。
我々はそれらの疾患を理解し薬物治療や運動療法などの保存治療から手術まで専門的な治療を行います。

当科では脊椎班、上肢班、関節班(股、膝スポーツ、膝人工関節、足、骨粗鬆症)、腫瘍班が整形外科の全ての専門分野を網羅し、それぞれのスタッフが先進の医療をめざして努力しております。

橘 俊哉 (たちばな としや) 主任教授/診療部長

診療体制

スタッフ13名、レジデント12名で入院、外来診療に対応しております。

高度な専門医療

【膝関節外科】
・膝関節鏡手術、膝周囲骨切り術を行っております。

【股関節外科】
・「人工股関節置換術 THA」
人工股関節置換術(THA)は多くの股関節疾患に伴う日常生活動作(ADL)障害を持つ患者さんにとって除痛とADLの改善を可能にする意味でその有用性は言うまでもありません。
THAは破壊や変形をきたした股関節に対して骨盤(臼蓋)側。及び大腿骨頭側をそれぞれ金属の人工物に置き換えて固定し、軟骨で形成されるべき摺動面をポリエチレン、セラミックなどに置き換えて限りなく正常に近い股関節を再構築する手術です。

【上肢外科】
・広範囲腱板断裂や変形性肩関節症などにより手が上がらない患者さんに、リバース型人工肩関節置換術を行っております。
手指の索状の硬結をきたすデュピュイトラン拘縮に酵素注入療法を行うことにより改善が期待できます。

【脊椎外科】
・リスクが高い脊椎手術の一つである透析性脊椎症手術を腎・透析内科、麻酔科・疼痛制御科、循環器内科、ICU(集中治療室)と協力して行っています。
・特殊な器具を用い小切開により脊椎固定術を行う「MISt(ミスト)」という最小侵襲手術を取り入れております。
・リスクが高い疾患に対しては術中脊髄モニタリングを使用し安全な手術を心がけております。
・骨粗鬆症性椎体骨折による高度の腰痛に対して椎体内にセメントを注入するBKP(バルーン椎体形成術)を行っています。
・高齢者の脊柱変形に対し最新技術である腰椎側方椎体間固定術(XLIF)を取り入れています。
・思春期特発性側弯症の保存治療や、安全かつ効果的な側弯矯正固定術に取り組んでいます。
・腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症に対して顕微鏡を用いて小侵襲に行っています。

【骨軟部腫瘍】
・骨腫瘍に骨髄鏡を使った、体への負担の少ない手術を積極的に行っています。
・軟部腫瘍の診断にエコーを使った、体への負担の少ない検査を行っています。   

主な検査・設備

エコーガイドでの針生検

生検とは、組織の一部を採取する検査です。これを特殊な針と、エコーを用いることで、体への負担の少なく、さらに適切な組織採取ができる検査です。

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ミエログラフィー検査

腰から針を刺し脊柱管内へ造影剤を注入し、神経圧迫の部位や程度を評価する検査です。
手術予定の患者さんの病態を把握し、手術方法を決定します。

肩関節造影検査

肩関節内に造影剤を注入し、関節の外に造影剤の漏れがないかをみることで腱板の断裂がないかを確認できる検査です。また、関節の中で癒着した組織を剥がすことで可動域や疼痛の改善を期待できます。

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MRI

肩関節では腱板断裂、関節唇損傷などの評価し疼痛の原因を検索できます。
手関節肘関節においても有用であり、腱は関節の異常だけどなくレントゲン検査では検出できない骨折などを発見できることもあります。

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超音波検査

超音波検査では低侵襲に腱の断裂を確認できます。
また、ブロック注射に応用し正確な注射部位を特定することで注射の効果の向上が期待できます。

主な対象疾患と診療内容

骨軟部腫瘍

骨肉腫

若年者に多い悪性腫瘍です。抗がん剤治療と手術で、患肢温存(切断をしないで足を残すこと)を行っています。

軟骨肉腫

基本的に手術が中心となり、抗がん剤や放射線治療は効果が乏しい悪性腫瘍です。

骨巨細胞腫

再発が多く、肺転移をも稀に来す良性と悪性の中間型です。腫瘍を取り除き、アルゴンプラズマによる焼灼、骨セメントを充填します。これらの操作を全て、体への負担の少ない骨髄鏡で行っています。

がん骨転移

骨折による痛みや移動能力の低下を改善する目的とした治療を中心に行ってます。

骨軟骨腫

良性骨腫瘍で最も多いものです。隆起した骨が運動の妨げになったり、周囲の組織を圧迫して痛みを起こすことがあります。

内軟骨腫

骨内に発生した良性の軟骨性腫瘍です。骨髄鏡で体への負担の少ない手術を行っています。

類骨骨腫

夜間痛を来す事が多い骨腫瘍です。放射線科とチームをつくりラジオ波による焼灼術を行ってます。針を刺すのみの治療なので、体への負担の少ない手術です。

良性軟部腫瘍

痛みなどの機能障害、悪性になる可能性があるもの、整容上に問題があるものは切除します。

悪性軟部腫瘍

エコーガイドでの針生検で診断を確定して、抗がん剤や放射線治療の必要性を見極めた後に、手術を行います。

膝関節外科

前十字靭帯損傷

解剖学的な靱帯再建を行っております。

半月板損傷

可能な限り縫合して、温存する努力をしております。

変形性膝関節症

若くて、活動性の高い方には膝周囲骨切り術を行っております。

脊椎外科

腰部脊柱管狭窄症

下肢のしびれ・痛みに対し、まずは外来で薬物療法などの保存治療を行います。症状が改善しなければ手術治療を行います。手術は大きく分けて除圧術と固定術があり、患者さん一人ひとりにあった治療法を選択します。

腰椎椎間板ヘルニア

薬物療法やブロック治療による保存治療で改善が得られない患者さんに対しては、手術を行います。当院では顕微鏡による小侵襲手術を取り入れております。

頚椎症性脊髄症

歩きにくさ、手指の細かい動きができないなどの症状を認めた場合、頚椎MRIで精査します。当院ではスペーサーを使用した頚部脊柱管拡大術や、インプラントを併用した除圧固定術を行っています。

透析性脊椎症

透析を受けられている患者さん特有の疾患です。腎・透析科、ICU等各部署と連携して安全な手術に取り組んでおります。

成人脊柱変形

当院ではXLIF、OLIFなどの先端手術手技を取り入れ、脊柱アライメントの矯正手術を積極的に行っています。合併症の低減にも取り組んでおります。

思春期特発性側弯症

側弯外来では装具治療を行っています。カーブの進行により手術治療が必要となった場合手術を行います。手術は脊髄モニタリングを使用し安全な手術に努めています。

転移性脊椎腫瘍

腫瘍の脊柱管内浸潤による下肢麻痺や、脊椎椎体圧潰による痛みに対して腫瘍切除術や低侵襲MISt手術を行っています。

リウマチ性脊椎症

関節リウマチ特有の頚椎病変に対しては、環軸椎固定術や後頭骨頚椎固定術など行います。
当院リウマチ・膠原病内科と連携をとり、治療します。

腰椎変性すべり症

不安定性を有するすべりに対してはインプラントによる固定が必要です。当院では侵襲の小さいMIS TLIFやCBT法などの先端手技を取り入れております。

頚椎後縦靭帯骨化症

後縦靭帯が骨に変化することにより、脊髄を圧迫し手指の運動や歩行が困難となる疾患です。脊柱管拡大術や場合によればインプラントを使用した固定術を行います。

頸椎椎間板ヘルニア

基本的にまずは薬物療法などの保存治療を優先します。強い上肢痛が続いたり、歩行障害がある場合は手術治療となります。当院では頸椎前方固定術を行います。

頚椎症性筋萎縮症

上肢の挙上困難など、頚椎由来の筋力低下がある場合、電気検査により診断します。当院では顕微鏡視下椎間孔拡大術を行っています。

骨粗鬆症性椎体骨折

脊椎の椎体骨折による強い痛みに対して、椎体内にセメントを注入する小侵襲手術BKPや、後方固定術を併用した椎体形成術など幅広い手術術式を取り入れています。

脊髄腫瘍

当科では硬膜内髄外腫瘍に対して手術を行っています。脊髄モニタリングや顕微鏡を使用し安全に行います。

上肢外科

腱板断裂

ミニオープン法を基本に関節鏡視下手術やリバース型人工関節に対応します。

反復性肩関節脱臼

関節鏡手術から難治症例にはミニオープン法、骨移植を用いた手術を行います。

手関節骨折・偽関節

最も多い骨折である橈骨遠位端骨折から、難治性でまれな舟状骨偽関節にまでインプラントを用いた治療や骨移植で対応します。

変形性肩関節症・関節リウマチ

肩関節の軟骨変性に対し人工関節置換術などを行います。

変形性肘関節症・関節リウマチ

肘関節の軟骨変性に対し人工関節置換術などを行います。

関節リウマチ(手・肘)

頻度の多い手関節の関節形成術や腱移植、手指から肘までの人工関節置換術などを行います。

デュピュイトラン拘縮

軽症例には酵素注入療法(注射での治療)重症例には手術での治療を行います。

肩関節骨折・偽関節

肩関節の骨折には髄内釘、プレート、人工骨頭置換術、人工関節置換術などの選択肢があり、患者様に最適は治療を提案します。

手根管症候群

手の神経の絞扼に対し原因となる靭帯を切離します。

肘部管症候群

尺骨神経の絞扼により生じます。この部分を剥離したり、溝を深くする治療をします。

母指CM関節症

腱を用いた形成術や関節を固定する方法をします。

スポーツ関節鏡

前十字靭帯損傷

半月板損傷

円板状半月板損傷

骨壊死

軟骨損傷

変形性膝関節症

離断性骨軟骨炎

関節唇損傷

寛骨臼形成不全症

FAI

腓骨筋腱脱臼

足関節靭帯再建

股関節外科

変形性股関節症

主に手術的治療を行っています。

大腿骨頭壊死

主に手術的治療を行っています。

アミロイド股関節症

主に手術的治療を行っています。

FAI 症候群(骨盤大腿衝突症候群)

主に手術的治療を行っています。

診療実績

2017年度は、2017年4月1日~2018年3月31日の実績
2016年度は、2016年4月1日~2017年3月31日の実績

2017年の診療実績

 ~骨軟部腫瘍~
骨肉腫 1
軟骨肉腫 3
骨巨細胞腫 2
がん骨転移 13
骨軟骨腫 12
内軟骨腫 18
類骨骨腫 4
良性軟部腫瘍 138
悪性軟部腫瘍 14
良性骨腫瘍(骨軟骨腫、内軟骨腫、類骨骨腫を除く) 43
 ~膝関節外科~
膝周囲骨切り術 196
前十字靭帯再建術 58
半月板縫合術 73
 ~脊椎外科~
腰部脊柱管狭窄症 57
腰椎椎間板ヘルニア 16
頚椎症性脊髄症 18
透析性脊椎症 16
成人脊柱変形 32
思春期特発性側弯症 3
転移性脊椎腫瘍 10
リウマチ性脊椎症 7
腰椎変性すべり症 25
頚椎後縦靭帯骨化症 12
頚椎症性筋萎縮症 4
骨粗鬆症性椎体骨折 7
脊髄腫瘍(硬膜内髄外腫瘍) 11
 ~上肢外科~
反復性肩関節脱臼 7
上腕・肩周辺骨折 18
腱板修復 12
リバース型人工関節 2
人工骨頭・関節置換術 6
肘部管症候群 13
肘周辺骨折 6
変形性肘関節症・関節リウマチ肘 1
手根管症候群 35
腱鞘炎手術 21
関節リウマチ(手) 14
腱縫合 19
デュピュイトラン拘縮注射 0
デュピュイトラン拘縮手術 6
手・前腕骨折・偽関節 20
母指CM関節症手術 1
神経縫合 3
キーンベック病・手関節形成術 11

2016年の診療実績

 ~骨軟部腫瘍~
骨肉腫 2
軟骨肉腫 3
骨巨細胞腫 3
がん骨転移 16
骨軟骨腫 16
内軟骨腫 19
類骨骨腫 1
良性軟部腫瘍 163
悪性軟部腫瘍 15
良性骨腫瘍(骨軟骨腫、内軟骨腫、類骨骨腫を除く) 26
 ~膝関節外科~
膝周囲骨切り術 123
前十字靭帯再建術 49
半月板縫合術 43
 ~脊椎外科~
腰部脊柱管狭窄症 76
腰椎椎間板ヘルニア 6
頚椎症性脊髄症 22
透析性脊椎症 18
成人脊柱変形 13
思春期特発性側弯症 3
転移性脊椎腫瘍 14
リウマチ性脊椎症 7
腰椎変性すべり症 16
頚椎後縦靭帯骨化症 21
頚椎症性筋萎縮症 2
骨粗鬆症性椎体骨折 8
脊髄腫瘍(硬膜内髄外腫瘍) 7
 ~上肢外科~
反復性肩関節脱臼 5
上腕・肩周辺骨折 16
腱板修復 7
リバース型人工関節 11
人工骨頭・関節置換術 7
肘部管症候群 9
肘周辺骨折 7
変形性肘関節症・関節リウマチ肘 11
手根管症候群 33
腱鞘炎手術 16
関節リウマチ(手) 11
腱縫合 11
デュピュイトラン拘縮注射 5
デュピュイトラン拘縮手術 4
手・前腕骨折・偽関節 15
母指CM関節症手術 7
神経縫合 2
キーンベック病・手関節形成術 5

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