診療科について
ご挨拶
難治性の炎症性腸疾患患者さんを、内科・外科が共観しながら、メディカルスタッフとともに総合的に診療いたします。
また、遠方の患者さんや長期経過の患者さんには、病診連携・病病連携を通じて地域の医療機関と共同した治療を行うよう努めています。
池内 浩基 (いけうち ひろき) 診療部長
診療体制
兵庫医科大学病院は炎症性腸疾患を専門とするIBDセンターを設立し、内科、外科の専門医が毎日外来診療を行っています。
緊急手術の必要な患者さんは随時、即対応いたします。
炎症性腸疾患は炎症だけでなくがん化例も増加しています。
適応症例はもちろんのこと手術適応の判断に迷う場合も随時対応いたします。
高度な専門医療
内科での診療患者数も国内トップクラスですが、炎症性腸疾患外科の手術数は、潰瘍性大腸炎は2,200例を超えています。
クローン病も1,750症例を超え、のべ手術回数は2,600回を超えています。
腹腔鏡手術も取り入れ体に負担の少ない手術を目指すとともに、術後の合併症や疾患の再発を減らすべく内科と連携して治療にあたります。
主な対象疾患と診療内容
潰瘍性大腸炎・クローン病
内科治療で難治の場合やがん化の場合には手術が必要となります。
それぞれの疾患で標準となる手術治療を行っています。
また、最近では腹腔鏡手術も取り入れ、体への負担軽減を行い、手術後の早期回復、創部の縮小化に取り組んでいます。
診療実績
2023年の診療実績
潰瘍性大腸炎関連 | 161 |
クローン病関連 | 177 |
2022年の診療実績
潰瘍性大腸炎関連 | 126 |
クローン病関連 | 152 |
2021年の診療実績
潰瘍性大腸炎関連 | 127 |
クローン病関連 | 167 |