診療科・部門

肝・胆・膵外科

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診療科について

ご挨拶

肝臓、すい臓、胆道領域の腫瘍など高難度手術から、胆石や鼠径ヘルニアなどの鏡視下低侵襲手術まで幅広く診療しています。
肝・胆・膵外科は開院以来、第1外科時代を経て45年の歴史を有し、肝胆膵高難度手術や内視鏡外科などの低侵襲手術を駆使して、最新かつ安全な外科的治療を迅速に提供しております。
当院は、国内でも有数の肝胆膵領域の手術数を誇る施設であり、肝胆膵外科学会の高度技能医修練A施設に認定されています。
肝胆膵外科高度技能指導医や専門医、その他外科学会指導医や消化器外科学会指導医、日本内視鏡外科学会技術認定医など、多くの専門スタッフが手術・診療にあたっています。

波多野 悦朗 (はたの えつろう) 診療部長

診療体制

教授1名(波多野 悦朗)、特別招聘教授1名(藤元 治朗)、准教授1名、講師4名、助教4名、病院助手4名の計15名で外科診療に対応しています。

高度な専門医療

・日本肝胆膵外科学会高度技能医修練A施設(高度技能医指導医 3名、同専門医 2名)
・日本内視鏡外科学会(技術認定医 2名)
・日本外科学会(指導医 8名、専門医 13名)
・日本消化器外科学会(指導医 8名、専門医 8名)
・日本肝臓学会(指導医 5名、専門医 9名)
・日本胆道学会(指導医 2名)
・日本移植学会(認定医 3名)
・日本消化器病学会(指導医 3名、専門医 8名)       など

※2019年4月1日現在

主な検査・設備

ICG蛍光法によるナビゲーション手術(開腹手術も腹腔鏡手術も対応)

ICGという緑色の色素薬は血管から肝臓を介して胆汁に排泄されますが、時間あたりのICG排泄率が高いほど肝機能が良いと判定できます。このICGは一定の時間腫瘍に残存する性質があり、特殊な蛍光カメラで観察すると緑色の蛍光発色が確認されます。従来、手術中に肝腫瘍を同定するには肉眼か超音波検査しか無く、腫瘍の確認に難渋するケースもありました。最新のICG蛍光カメラは非常に鮮明に腫瘍を捉えることで、腫瘍の完全切除をナビゲーションすることが可能となり手術の安全性が増しました。

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肝切除3D術前シミュレーション検査

術前に撮影した造影CTのデータを解析することで、腫瘍の位置・体積・重要血管との位置関係、切除を必要とする肝臓の体積、切除後に残る肝臓体積を正確に知ることができます。これにより安全な肝切除を行うための精密な設計図を得ることができます。
本検査法は本学で開発され、先進医療を経て現在は保険診療となっております。

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ハイビジョン腹腔鏡

当院で施行する腹腔鏡手術に使用するカメラはすべて最新のハイビジョンカメラに更新されており、高解像度カメラによる拡大視効果により血管損傷が少なく、神経温存手術などにも有効です。また3D腹腔鏡も整備されています。

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主な対象疾患と診療内容

肝細胞がん

肝がん全体の約90%を占め、ウイルス性慢性肝炎・肝硬変のみならず最近では脂肪性肝炎からも発生します。肝切除などの外科的治療が第1選択ですが、ほかに腫瘍焼灼治療や肝動脈化学塞栓療法、分子標的薬治療、肝移植などがあります。

肝内胆管がん

肝がんの中でも発生率は低いものの、リンパ節転移を起こすことがあります。肝臓の中央に発生した場合、術前門脈塞栓療法により残肝体積を増やすこともあります。

膵臓がん(通常型)

早期に発見することが少なく進行がんで見つかることが多い疾患です。膵臓の頭側でで発生するか尾側で発生するかにより手術方式が異なります。

膵嚢胞性腫瘍

「炎症に伴う良性の嚢胞」と、炎症とは関係のない「腫瘍性膵嚢胞」があります。腫瘍性膵嚢胞には膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)と粘液性嚢胞腫瘍(MCN)、漿液性嚢胞腫瘍(SCN)などがあり、頻度はIPMNが最も多いです。通常型膵臓がんに比べて低悪性度腫瘍と言われています。

胆道がん

腫瘍発生場所により、胆嚢がん、胆管がん、十二指腸乳頭部がんに分類されます。胆道は肝臓から十二指腸まで胆汁が通過する一連の管腔臓器です。腫瘍ができた場合胆汁の通過障害が起こり(閉塞性)黄疸が発生する場合が多いです。

良性胆道疾患(胆石症)

胆汁の流れが悪くなり胆道内に結石ができ、腹痛や発熱、肝機能障害や黄疸をきたす場合もあります。胆嚢結石が最も多く、次に総胆管結石となり、肝内結石はまれです。

肝嚢胞性疾患

肝臓内に液体の貯留した袋ができる疾患です。治療は不要ですが、腹部圧迫症状や嚢胞内感染や出血が発生した場合は治療が必要となります。

鼠径ヘルニア(成人)

足の付け根の鼠径部の組織にゆるみが生じて、膨れた状態をきたす疾患です。ヘルニアは徐々に大きくなり、自然治癒は無く手術が必要となります。また腸管が脱出し、戻らなくなった場合(嵌頓状態)は緊急手術が必要となります。

転移性肝癌

大腸がんや胃がんからの転移で発症します。腫瘍の大きさ、個数、存在場所により肝切除方法が考慮されます。また肝転移状況によっては原発巣よりも転移巣をコントロールするために肝切除を先行する場合もあります。

膵神経内分泌腫瘍(p-NET)

膵臓には消化酵素を作る細胞(外分泌細胞)とホルモンを作る細胞(内分泌細胞)があり、p-NETは内分泌細胞から発生する腫瘍です。通常型の膵がんに比べると進行はゆっくりですが、遠隔転移を起こすこともあり低悪性度腫瘍としての治療が必要です。

診療実績

2016年の診療実績

肝細胞がん 45
肝内胆管がん 3
その他の肝がん 4
転移性肝がん 20
良性肝腫瘍 12
胆嚢がん 18
胆管がん 10
十二指腸乳頭部がん 3
膵臓がん 22
膵嚢胞性腫瘍 11
胆石症 106
鼠径(腹壁)ヘルニア 51
脾臓関連疾患 4

当診療科の受付

当診療科への各種お問い合わせ・ご予約や、受付などを行っております。

お問い合わせ・ご予約

電話番号 0798456250

から金曜 8:30から16:45
土曜(第1・3) 8:30から12:30

FAX番号 0798456930

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〒663-8501 兵庫県西宮市武庫川町1-1

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受付時間 8:30から11:00
  • 受付は月~金曜と土曜(第1・3)
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  • 日曜
  • 祝日 (成人の日、敬老の日を除く)
  • 年末年始 (12月29日から1月3日)
電話番号 0798456111(代表)
月~金曜 8:30から16:45
土曜(第1・3) 8:30から12:30

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