患者さんからのご寄付により「3D画像解析システム」を導入
平成28年10月中旬より、呼吸器外科に「3D画像解析システム」を導入しました。これは、手術を行う前にシミュレーションを行うためのシステムです。
このシステムでは、二次元(2D)のCT画像を読み込むと、気管支・肺動脈・肺静脈が自動で3D化されます。気管支やリンパ節など、これまでは平面で分かり辛かった形状も、鮮明に可視化、および立体化されるため、より安全に手術を行うことが可能になりました。また、腫瘍のある場所を特定することで気管支鏡検査のナビゲーションが可能となり、一層診断精度が向上することが期待されます。
なお、本システムは当院の呼吸器外科にて手術を行った患者さんからご寄付いただいた研究費にて購入しました。ご寄付いただいた患者さんに、心より感謝申し上げます。
CT画像を3D化し、より安全な手術へ
担当: 呼吸器外科 長谷川誠紀 主任教授(左)、橋本昌樹 助教(右)
投稿日:2016/11/07