建設業の魅力を次世代へ――鹿島関西支店と関西鹿栄会が「技能体験アカデミー」を実施 ~ 当院新病院棟建設現場にて開催 ~
若者に建設業の魅力を伝えようと、鹿島関西支店と関西鹿栄会は7月30日、当院の新病院棟建設現場で、「職人の技」を見て体験できるイベント「技能体験アカデミー」を開催しました。高校や専門学校など10校から約110人が参加し、技能者の指導のもと、左官や鉄筋工事などの作業を体験しました。
イベントは、同社が施工する「兵庫医科大学新病院棟(仮称)新築工事」の現場内で開催し、協力会社23社が13職種の体験ブースを設け、参加者は実際の仕事を体験しました。
冒頭には、鹿島関西支店建築部の井上 聡樹 建築工事管理部長が「職人がいなければ建設現場を動かすことはできない。多くの職種で成り立っている建設業の豊かさを味わってほしい。きょうの体験を通じて将来の仕事の選択肢に建設業が加わればうれしい」とあいさつしました。竹内 賢 所長は「約650人の職人が現場に入場し、やりがいを持って仕事に励んでいる。プロの仕事を目に焼き付けてほしい」と話しました。
塗装や造作大工、防水工事、左官、重機などの体験ブースが並び、参加者らは5つのグループに分かれてそれぞれが気になるブースを自由に訪問しました。協力会社は各職種について理解を深めるため、仕事の内容を丁寧に説明し、参加者らは内外装工事やプレキャスト(PCa)柱の揚重作業なども見学しました。
この工事は兵庫医科大学が西宮キャンパスの再編に伴い計画する新病院棟の建設工事です。2023 年5 月に着工し、現在は14階床などの躯体工事を進めています。2026年4月の完成を予定しています。
投稿日:2025/08/12