部門について

ご挨拶
西村 貴士 (にしむら たかし) センター長
部門内体制

超音波専任医師3名、超音波検査技師21名(うち超音波医学会認定指導検査士1名、超音波検査士15名、心エコー図学会認定専門技師1名)で入院・外来患者さんに対応しています。超音波検査室は15室あり、組織検査や肝がんの治療などに使用する超音波処置室を2室有しています。各診療科の医師と連携して専門分野ごとに高度な診断・治療に対応しています。
高度な専門医療

・消化器肝臓疾患に対する腹部造影超音波検査は全国でもトップクラスの検査件数であり、腫瘍の良悪性や血流の評価が可能です。副作用が極めて少なく、腎不全の方でも使用できます。
・超音波で肝臓の硬さを調べることで、肝臓疾患に対する慢性肝炎の程度を調べることができ、さらに肝がんのリスクを予測することができます。
・近年増加している非アルコール性脂肪肝炎の超音波新規診断法の開発に携わり、日常臨床に応用しています。
・心臓検査では3Dでの評価を行うことにより、詳細な評価が可能です。また2Dスペックルトラキング法によるストレインイメージングにより、心機能を客観的、定量的に評価できます。
主な検査・設備
腹部(胸腹部)検査
腹部に超音波を発信し、その反射波(エコー)を利用して画像化・解析する検査です。主に肝臓、胆のう、膵臓、臓、腎臓などの臓器に異常がないか、腹部にゼリー剤を塗り、プローブ(探触子)をあてて観察します
造影超音波検査
腹部臓器の腫瘍の診断では腫瘍の血流の評価が重要です。造影超音波検査は副作用の極めて少ない超音波造影剤を使って腫瘍の診断をします。
肝硬度検査
慢性肝炎の診療では、肝がんのリスクや現在の肝臓の状態を把握するために肝臓の硬さを調べることが重要です。
肝生検
腹部に生検針を刺し、肝臓の組織の一部を採取する検査です。さまざまな肝臓疾患の原因や病態を把握し、診断や治療方法を決定するために必要な検査です。
ラジオ波焼灼療法
約450キロヘルツの高周波で肝臓がんを焼き切る治療です。
心臓検査
心臓の形の異常の有無、心臓の動きや機能を見る検査です。心臓の大きさや壁の厚さ・動き、弁の厚さ・動きなどがわかります。
甲状腺・頸部検査
甲状腺やの大きさや全体像、腫瘤の有無、腫瘤の大きさや位置、形状、内部の状態などを観察する検査です。
乳腺検査
乳腺の全体像、腫瘤の有無、腫瘤の大きさや位置、形状、内部の状態などを観察する検査です。
頸動脈
簡便で視覚的に動脈硬化の診断ができる検査です。頸動脈の内側に血栓がないかどうか狭窄がないかどうかを調べます。
下肢血管
エコノミー症候群などの原因である下肢静脈血栓や、歩くと足が痛くなるような閉塞性動脈硬化症の診断を行います。
表在(軟部腫瘍)
主に、筋肉や皮下の中にこぶのような状態となって表れた腫瘍の診断をします。
表在(関節エコー)
関節リウマチが引き起こす炎症を見る検査です。
当部門の受付
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