部門について

ご挨拶
日本消化器内視鏡学会および日本呼吸器内視鏡学会の認定施設であり、各学会の指導医・専門医・を中心に検査・治療がなされております。また、患者さんがより快適に内視鏡検査を受けていただける環境を常に整え、ほとんどの患者さんに鎮静化で内視鏡検査を受けていただいています。
今後もさらに質の高い内視鏡検査、内視鏡治療が提供できるように努めてまいります。
富田 寿彦 (とみた としひこ) センター長
部門内体制

内視鏡センターでは、拡大内視鏡、細径内視鏡、超音波内視鏡、画像強調内視鏡(NBI、BLI、LCI)、カプセル内視鏡、ダブルバルーン内視鏡などの最新の内視鏡機器を積極的に取り入れ、常に精度の高い内視鏡診断と治療を提供しております。
実施している内視鏡治療は、消化管ポリープや早期がんの粘膜下層剥離術(ESD)を含む内視鏡的切除術、消化管出血の止血術、胃・食道静脈瘤の治療、消化管狭窄の拡張術・ステント留置術、経皮的胃瘻造設術、胆管結石の治療、胆管閉塞のドレナージ術、気管ステント留置術、胸腔鏡による種々の処置などがあります。特に消化管ポリープや早期がんの内視鏡的切除術(ポリペクトミー、EMR、ESD)は、食道・胃・大腸合わせて2017年度は1,170件を実施しています。
当院の内視鏡センターは2015年11月より、内視鏡センターは1号館6階にリニューアルオープンし、全7室(処置室 2室、検査室 5室、全室CO2送気対応)、総面積は約700㎡、リカバリーベッドも11床と十分な数を確保し、増加している鎮静内視鏡検査にも十分に対応できるよう体制を整えています。また大腸内視鏡検査の前処置室も増設し、トイレの数も十分に確保し、検査を受けられる患者さんがより快適に内視鏡検査を受けていただけるよう努めています。
部門の役割

上部消化管(食道・胃・十二指腸)、下部消化管(大腸、小腸)、胆膵、気管支、胸腔の内視鏡検査を、それぞれの専門分野の医師が担当しています。最新の内視鏡機器を積極的に取り入れ、常に精度の高い内視鏡診断と治療を提供しております。また、技術の進歩に伴い、内視鏡を用いた幅広い治療が行えるようになってきており、救急疾患に関しても早急に対応できるような体制を整えています。