兵庫県内のアレルギー疾患医療に携わる人材育成を目的とした研修会を開催しました
2019年2月23日、兵庫医科大学病院にて、アレルギー疾患に関する専門的な知識および技能を有する人材の育成を図ることを目的に、県内で初となる「アレルギー疾患医療従事者等研修会」を開催しました。
本研修会は、2018年2月1日付で当院が兵庫県より「<a href="/news/detail/53">兵庫県アレルギー疾患医療拠点病院</a>」に指定されたことから、兵庫県アレルギー疾患対策事業の一環として開催したものです。当日は、院内外から115名の医療従事者が参加し、アナフィラキシーに関する総論を学んだ後、「内科」「小児科」「耳鼻科」「眼科」などの各領域に分かれてより専門的な研修を行いました。また、最後には、アナフィラキシーショックと呼ばれるアレルギー反応があらわれた際に使用する補助治療剤「エピペン」の使用方法などを参加者全員で学びました。
兵庫医科大学病院では、これからも県内のアレルギー疾患医療の充実に向けて多職種で取り組んでいきます。
プログラム
(1)総論 (14:00~14:30) | |
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「アナフィラキシーショックの現状と課題」 | 兵庫医科大学 内科学リウマチ・膠原病科 教授 松井 聖 |
(2)分科会 (14:30~15:30) | |
内科「食物アレルギー・薬剤アレルギー」 | 兵庫医科大学 内科学リウマチ・膠原病科 病院助手 田村 誠朗 |
小児科「小児の食物アレルギー」 | 西宮市保健所 参事 福田 典子 (小児科医) |
耳鼻科「アレルギー性鼻炎と舌下免疫療法」 | 兵庫医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 准教授 都築 建三 |
眼科「眼科におけるアレルギー疾患」 | 兵庫医科大学 眼科学 講師 細谷 友雅 |
(3)実習 (15:40~16:30) | |
「エピペンの使い方と指導の仕方」 | ビデオによる研修及びエピペンデモ器械を使用しての使用体験等 |
研修会の様子
兵庫医科大学
内科学 リウマチ・膠原病科
教授
松井 聖
兵庫医科大学
内科学 リウマチ・膠原病科
病院助手
田村 誠朗
兵庫医科大学
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
准教授
都築 建三
兵庫医科大学
眼科学
講師
細谷 友雅
投稿日:2019/02/27