平成28年10月26日、厚生労働省から精神保健指定医の行政処分が発表され、処分対象者の中に、過去に本院で勤務していた医師が含まれていることが判明いたしました。患者の皆様をはじめ関係者の皆様には、多大なるご心配をおかけすることになりましたことを心よりお詫び申し上げます。

　今回処分を受けた医師は平成21年6月から平成22年4月までの期間に全員退職しており、現在勤務している医師ではございませんので、本院における精神科神経科の診療体制に影響が出るようなことは一切ございません。また、今回問題となった精神保健指定医の申請手続きに関しても、既に本院では厳正に審査を行った上で書類を提出させるなど、不正防止の取り組みを厳しく徹底しているところです。

　過去に不適切な行為が発生していた事実が判明したことを真摯に受け止め、本院で同様の行為が二度と発生しないよう、改めて管理体制を強化してまいります。