病院の会
第8回 学校法人兵庫医科大学連携病院の会を開催しました
平成28年3月1日(火)17時よりノボテル甲子園において第8回学校法人兵庫医科大学連携病院の会が開催されました。
会議においては、西宮、篠山、神戸の3キャンパスからの現状報告に引き続き、現在兵庫県丹波健康福祉事務所所長であり前厚生労働省老健局老人保健課 医療・介護連携技術推進官であった逢坂悟郎氏より「地域包括ケアの必要性と医療・介護連携の異議」と題した講演が行われ、日本の将来像をイメージし地域包括ケア実現へ向けての国の政策、事業の紹介、地域全域で活用される医療・介護連携ルールの紹介がありました。 そして、それらのまとめとして以下5点の提言を頂きました。
- 日本は今後超少子・高齢に加え借金で大変になる。
- 今より少ない医療・介護の労働者で、今より多くの高齢者ケアを行わないといけない可能性があり、今後効率化が必要である。
- 将来、医療・介護を要する高齢者にサービス提供するためには、住民助け合い、介護予防、高齢者住宅、医療・介護連携などが必要である。
- 医療・介護の連携ルールが地域全域で活用されるためには、医療・介護職とも主体的に参加できる連携協議が必須である。
- 2025年の課題の解決へ向けて、地域の将来に役立つ医療・介護連携を進めて頂きたい。
会議の後、引き続き意見交換会が開催され大勢の参加があり、各病院間での活発な意見交換が行われ、相互の連携を深めることができました。
第8回学校法人兵庫医科大学連携病院の会 プログラム
会議
- 挨拶
学校法人兵庫医科大学 理事長 新家 荘平 - 報告
- 西宮キャンパス報告
兵庫医科大学 学長 中西 憲司
兵庫医科大学病院 病院長 難波 光義 - 篠山キャンパス報告
ささやま医療センター 病院長 太城 力良 - 神戸キャンパス報告
兵庫医療大学 学長 馬場 明道
- 西宮キャンパス報告
- 講演
座長 兵庫医科大学病院 副院長 西 信一
- 「地域包括ケアの必要性と医療・介護連携の意義」
兵庫県丹波健康福祉事務所 所長 逢坂 悟郎
(前厚生労働省老健局老人保健課 医療・介護連携技術推進官)
- 「地域包括ケアの必要性と医療・介護連携の意義」
意見交換会(19時~20時)
- 開会挨拶:学校法人兵庫医科大学 副理事長 太城 力良
- 乾杯:医療法人明和病院 理事長・院長 山中 若樹
- 閉会挨拶:兵庫医科大学病院 副院長 山田 明美